今回はゼンハイザーから発売されたDGPモバイルアワード2022総合金賞<動画/配信アイテム部門>も受賞している実力派オンカメラマイク「MKE 200 Mobile Kit」をレビューします。
スマホの進化は目まぐるしく、デジカメとも遜色ないレベルで写真や動画撮影もできる時代になってきました。
そんな中で、YoutubeやVLOGをはじめとした動画配信も流行し、その撮影を一眼レフやGoProなどのアクションカメラだけでなくスマホで撮っている人も多くなっています。
今回ご紹介する「MKE 200 Mobile Kit」は昨年発売された「MKE200」にスマホ配信がお手軽にできるように三脚やスマホホルダーなどをセットにした小型の指向性マイクになります。
- SENNHEISER(ゼンハイザー) の「MKE200 Mobile Kit」のレビュー動画
- SENNHEISER(ゼンハイザー) の「MKE200 Mobile Kit」の基本スペック
- 「MKE200 Mobile Kit」の外観
- 「MKE200 Mobile Kit」の同梱品・イヤホン
- 使用時の注意点
- まとめ
SENNHEISER(ゼンハイザー) の「MKE200 Mobile Kit」のレビュー動画
こちらの動画内でMKE200の実際の音声の比較をされていますので、購入検討の参考になるかと思います。
SENNHEISER(ゼンハイザー) の「MKE200 Mobile Kit」の基本スペック
・指向性 :スーパーカーディオイド
・周波数特性:40 - 20,000 Hz
・最大 SPL(1 kHz):120 dB SP
・電源:プラグインパワー
・付属品 :MKE 200 指向性オンカメラマイク • Manfrotto PIXI ミニ三脚 • ゼンハイザースマートフォンクランプ • ロッキング 3.5 mm TRS to TRS ケーブル • ロッキング 3.5 mm TRS to TRRS ケーブル • ウインドスクリーン • ポーチ
「MKE200 Mobile Kit」の外観
こちらがスマホもとりつけた完成状態の外観になります。iphoneで使うためにはイヤホンジャック-ライトニング変換ケーブルは下記のとおり、別で購入する必要がありますので注意が必要です。
「MKE200 Mobile Kit」の同梱品・イヤホン
こちらが同梱品となります。
・MKE 200 指向性オンカメラマイク • Manfrotto PIXI ミニ三脚 • ゼンハイザースマートフォンクランプ • ロッキング 3.5 mm TRS to TRS ケーブル • ロッキング 3.5 mm TRS to TRRS ケーブル • ウインドスクリーン • ポーチが入っています。
付属のミニ三脚はミラーレスや一眼レフにも接続できるのでマイク以外の用途としても使えるのでとても便利です。
マイク本体はこちらになります。マイク端子があるゼンハイザーのロゴが見える支えを基準に前面へ長く伸びている方が正面になり、音声をメインに拾うマイクになりますので、向きがあります。
黒い筒状になっている部分は風切り音を軽減するためのものです。別でウィンドシールドがついていますが、あまり風が強くない日であればウィンドシールド無でもある程度は綺麗に音が拾えます。
MKE 200 本体にはウインドプロテクションとショックマウント機能が内蔵されています。ウインドプロテクションはハウジング内部にメッシュレイヤーを一層設けることにより本体だけでノイズ対策を可能とします。
ショックマウントも内部に設置していますので大がかりなショックマウントは不要です。
この 2 つの機能を組み合わせることで、お手軽に、可能な限りクリーンな音声を、いつでもどこへでも持ち歩ける「おでかけマイク」を実現しています。
こちらがウィンドシールドです。風が強い日に風切り音を低減できるので、とりあえずつけておけば安心です。
ケーブルは2種類同梱されています。違いとしては、スマホ用もしくは通常のカメラ用で分かれるので注意しましょう。具体的には左側の先端の黒い線が3本の方がスマホ用、2本線が普通のカメラ用のケーブルです。
マイクと接続する部分には「ロッキングジャック」というケーブル抜けを防止するシステムが採用されています。
マイクの重量は46.6gととても軽量です!マイクが軽量なおかげで片手でも気軽に持てます。
片手でもつとこんな感じになります。コンパクトさが魅力的でみためもカッコよく町にもって出歩きたくなりますね。
最近では高品質な動画は簡単に手に入るようになりましたが、高品質な音声となると必ずしもそうはいきません。ポケットの中のスマホでも鮮明な4K解像度の動画を撮影できるのだから、音質も映像みたいに上げたくなるのではないでしょうか。
MKE 200には、ハンドリングノイズを低減するための内蔵ウインドスクリーンとショックマウントが装備されており、スマートフォン用クランプでは、縦位置と横位置の両方に対応しています。マンフロットPIXIには、ボタンを押すだけで調整できるロック式ボール雲台が搭載されているので、簡単にフレームを調整できます。
使用時の注意点
カメラにACアダプタを接続すると「ブーン」と言った「ハムノイズ」が発生する場合があるようです。これは、ACアダプタから出力される直流電源に交流電源が漏れている事に起因します。バッテリー駆動や外部バッテリーを接続した場合も「ハムノイズ」は発生しません。
まとめ
今回は実力派オンカメラマイク「MKE 200 Mobile Kit」をレビューしました。
私は普段は動画配信などはしないのですが、小さい子供がいるので、たまにこのマイクを使って楽しんでいます。
とくに風の強い日やセミの鳴き声がうるさいときなどにはこのマイクを使うと向けた方向の音声だけをうまく拾ってくれるので後で動画を見返した時に子供の声を綺麗に拾ってくれるのが実感できました。
逆にマイクを自分の方向に向けて話すとその声だけをメインで拾ってくれます。さすがのDGPモバイルアワード2022総合金賞のマイクです。
ぜひこれからVLOGやYoutube配信で収益化をしたいと考えている方や、私のように子供の撮影などに使いたい人にはおすすめのスマホ用マイクになります。
他にもゼンハイザーのワイヤレスイヤホンをのレビューを紹介しています。