今回は低音がよく効いて、防水機能も優れたコスパの良いワイヤレスイヤホンを探している方へ向けて「Mpow M30」の実機レビューを紹介します。
Amazonでの評価数もグローバルで2万レビューを超え、評価も☆4.5を超えている高評価のワイヤレスイヤホンです。
昔は有線のイヤホンをポケットから取り出すたびに絡まり、ほどく作業がとてもストレスでした。
さらに、有線であるがゆえに毎日通勤で音楽を聴きながら出勤するため半年に一度は断線し、買い替えを繰り返していました。
そんな私もワイヤレスイヤホンに変えてから通勤時にバックを引っかけられたりすることも無くなりとてもストレスフリーで快適になりました。
ワイヤレスイヤホンなら電車内でふと音楽を聴きたいと思った時にケーブルが絡まることもなく、さっと取り出して聴けるので、とてもおすすめです。
今回ご紹介するワイヤレスイヤホンMpow M30は全世界累計20万台以上の販売を記録している大ヒットモデルなんです。日本でも発売が決定した逆輸入モデルです。
価格が4,000円以下で大変お手頃な価格設定になっていますので、少しでも安く音質も極力満足できる低価格帯のイヤホンを探しているという方へおすすめです。
本職のスピーカ設計者ならではの視点も交えつつ、ワイヤレスイヤホン初心者の方へ向けても詳しくレビューしますので、皆さんの参考にして頂ければと思います。
・コスパの良い中華のワイヤレスイヤホンを探している方
・低音が良く効き、防水機能を備えたMpow「M30」が気になっている
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Mpowとは
”MPOW / エムパウ”は、2013年にアメリカ・カリフォルニア州に拠点を構えスタート。主に完全ワイヤレスやワイヤレスヘッドホンなどワイヤレスオーディオ製品を展開するブランドです。
手の届きやすい価格帯ながら誰もが納得するスペックを詰め込んだMpowの製品は、アメリカを中心に各国でベストセラーを獲得し、国際的デザイン賞である“レッドドットデザイン賞”を受賞するなど幅広く支持されるようになっています。
現在では、オーディオ業界のグローバルEC市場をリードする指折りの新鋭ブランドへと成長し、2020年にMPOW JAPANも設立されるなど今波に乗っているオーディオメーカーの一つです。
Mpow 「M30」基本スペック
⇒言い換えると、トイレやお風呂など水のある場所にポロっとイヤホンを落としても、イヤホンは簡単には壊れないことを保証しています。
・電源追オフ⇒自動:一定時間操作が無いと自動で休止モード
・再生/一時停止⇒LまたはR側のマルチボタンを1回タッチ
・音量ダウン⇒L側のマルチボタンを長押し
・音量アップ⇒R側のマルチボタンを長押し
・曲戻し⇒L側のマルチボタンを2回タッチ
・曲送り⇒R側のマルチボタンを2回タッチ
・着信受話/通話終了⇒LまたはR側のマルチボタンを2回タッチ
・Siri⇒LまたはR側のマルチボタンを3回タッチ
Mpow「M30」の実機レビュー
Mpow「M30」の同梱品は
同梱品は「ワイヤレスイヤホン・ケース・USB-Cケーブル・シリコーン製イヤーアダプター・説明書(2年保証、操作マニュアル)」になります。
Mpow M30の外観は
充電ケースの拡大写真はこちらになります。プラスチックのケースになっています。小さな充電ケースは携帯性も高いので、持ち運びにも便利です。
充電コネクターは「USB-TypeC」に対応しています。TypeCコネクターは裏・表を気にしなくていいので、楽です。
手のひらにのせるとこのような感じで、コンパクト感が伝わるかと思います。
ケースを開くとこのようにイヤホンが収納されています。表面はタッチセンサーとなっており、周囲が光る仕様になっています。見た目もスタイリッシュでカッコいいですね。
イヤホンは「カナル型イヤホン」になっています。筐体の周りに耳にフィットさせるための機構もつけられており、装着感はとてもいい感じです。
・耳によくフィットするので、豊かな「低域」が出せる
・遮音性が高く、ノイズキャンセル要らず
・激しい運動をしても、耳から落ちにくい
■デメリット
・周囲の音が聞こえないので、電車のアナウンスなどを聞き逃しやすい
・耳への圧迫感がある
Mpow「M30」の装着感・見た目は
私は顔出しをしていないので、モデルさんの写真を載せました。モデルさんが付けるととてもカッコよくスマートに見えますね。
写真では光っていませんが、LEDの色が光るのもとてもオシャレな見た目になっています。
Mpow「M30」の重量は
ケースは合計「47.9g」でした。
ケース重量(本体込み):47.9g
イヤホン重量(L・R):9g(片耳:4.5g)
Mpow「M30」の気になる点
・密閉度が良すぎて、周りの音がほぼ聞こえない状態になってしまうのと圧迫感を少し感じる
密閉度が高いことは「重低音」を出すために必要なのですが、その反面周りの音がほぼ聞こえないノイキャン状態になります。
安全な場所で聞く分には音楽に集中できるので、全く問題ありませんが、歩いている最中に聴くときは少し音量を下げるなど調整をしましょう。
また、人によっては圧迫感を感じる人も いるかもしれません。また、人の耳のカタチは千差万別なので丁度いい人ももちろんいるかと思います。
Mpow「M30」のおすすめポイント
私が欲しいと思う時のイヤホンを選ぶ時の基準はまず「音質」です。やっぱり少しでもいい音で聴きたいですよね。
このモデルは小ぶりながら「PU振動板」を採用しているためか、低音がよくなっている割に聴きやすい音質に仕上がっています。よく言うドンシャリ系の音質に近いと思います。
また、実際に1時間の通勤でも聞いてみましたが、地下鉄で一瞬遅延を感じた程度で、人込みの多い場所でもほぼ通信は安定していました。
「防水機能」もついているので、間違って洗濯してしまった時など安心感もあります。
まとめ
今回は低音がよく効いて、防水機能も優れた”コスパの良いワイヤレスイヤホン”を探している方へ向けて「Mpow M30」の実機レビューを紹介しました。
1万円以上する中~高価格帯のイヤホンと比べると差はわかるものの、おすすめポイントでも解説したとおり、値段はその差を埋めるぐらい破格すぎる値段設定だと感じました。
実際に1万円程度のイヤホンでM30と同音質レベルのイヤホンもたくさんあります。お値段以上に安いのでワイヤレスイヤホン初心者はまずこの機種から始めてみてはいかがでしょう。
Mpow M30
Mpow M30の特徴
アンダー5,000円で防水機能に優れ(IPX7)、低音が豊か
高い遮音性と疲れにくいフィット感
音質
通信安定
バッテリー
防水
ハイレゾ級の音質を求めるならCX400BTがおすすめです。
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