皆さんは日ごろ十分な睡眠を取れていますでしょうか。
日中も食後は特に眠気が強い日が多いと感じます。睡眠は毎日当たり前のようにとっていると思いますが、私たちの身体にとても重要な役割を担っています。
そこで、今回は皆さんの気になる睡眠負債についてお話したいと思います。
睡眠負債とは
毎日1~2時間程度の睡眠不足が積み重なった状態のことです。対策せずに放置していると、命に関わる病気の危険性を高め、生活の質の低下にも繋がります。
日本人の平均睡眠時間は
世界の平均睡眠時間:8時間25分
日本の平均睡眠時間:7時間22分
フランスの平均睡眠時間:8時間33分
アメリカの平均睡眠時間:8時間45分
南アフリカの平均睡眠時間:9時間13分
参考:OECD国際比較調査2018年より
この様に圧倒的に日本人の平均睡眠時間は短いですね。世界平均からも毎日約1時間も短いです。皆さんの平均睡眠時間はどうでしょうか。
私は7時間取れれば良い方です。実際平日は12時過ぎに布団に入った場合、朝は6時半起きなのですぐ寝ても6時間半しか寝ていない状態になります。
私の場合、逆算して8時間の睡眠をとるためには10時半には寝る必要があります。この様な状態では、睡眠負債は溜まる一方です。ただし、人によって丁度いい睡眠時間は異なりますよね。
何時間寝たらいいのか?
必要な睡眠時間は人それぞれです。
日中の眠気に困らずにスッキリ過ごせているかがチェックポイントになります。
睡眠不足チェック
□日中の眠気が強い(12時~15時を除く)
□休日は普段より2時間以上長く眠る
布団に入ってすぐ寝れるというのは、実は睡眠負債が溜まっているサインとも言われています。10分程度はだいたいかかるのが平均の様です。
そもそも睡眠の役割は?
脳と身体に「休息」を与えて、疲労を回復する!
寝ている間には下記の様なことが行われています
睡眠不足が続くと病気のリスクも高まります。
あまり考えたくもないですよね。。でも実際にデータで出ている以上は気にしないわけにはいきませんね。。やはり良い事は無いようです。
ホルモンバランスの調整
記憶の整理と定着
免疫力を上げて病気を遠ざける
脳の老廃物を取る
睡眠不足は肥満にも!?
①睡眠不良が起こると…
↓
②レプチンが減り、グレリンが増えます
↓
③脳が空腹状態と勘違いし、疲労感も増え、結果的に食事量が増えます
↓
④摂取カロリーが増え、エネルギー消費量が減少する
↓
⑤肥満につながります
この様に睡眠不足が続くと悪循環に陥ります。
睡眠は生産性にも影響します
よりよい睡眠がパフォーマンス向上に繋がります!
一般的に、眠らないで作業している時間は15時間までは作業能力に影響しませんが、
15時間を超えたあたりから急激に作業能力が落ちます。16時間では飲酒運転レベルの作業効率にまで落ちると言われています。
睡眠不足による経済損失は15兆円/年ともいわれています。
この様に睡眠不足は身体は疲れるし、効率は下がるし、百害あって一利無しですね。私もそうですが分かってはいるけど、中々現代人は寝る時間が取れないものですよね。
とはいえ結果的には自分にリスクとして返ってきます。若いうちは無理が出来ていいとしても、それは年を取るにつれてツケとして戻ってくるものです。
睡眠だけでなく食事、運動も含めすべては日々の積み重ねです。身体は資本です。健康な体が無いと、仕事も遊びもできません。
私も運動と食事だけは気にしており、最低でも週一以上はジムで筋トレ、もしくはプールに行っています。日ごろから運動習慣が無いと好きな登山でも体力不足で楽しめないですからね。
枕も睡眠の質に大きく関わるので、よく眠れる良い枕で寝ましょう。
今回、受講した睡眠セミナーで得た内容をもとにかみ砕いて簡単に抜粋して紹介しました。私も今回睡眠セミナーを受けて、睡眠に対する意識が少し変わりました。次回は睡眠の構造と仕組みについてご紹介したいと思います。良い睡眠をとって健康的な生活を心がけましょう♪
睡眠環境を整えることも大切
睡眠の質を確保するには、睡眠環境を整えることも欠かせません。
中でもマットレスを変えるだけでも大幅な睡眠改善が期待できます。
私が実際に使っているおすすめマットレスを以下で紹介しています。
まとめ
・日本の平均睡眠時間は7時間22分で世界平均より1時間短い
・人それぞれ必要な睡眠時間は異なりますが、自分に必要な睡眠がとれているかチェックしましょう。
・睡眠負債を溜めないように日ごろからや早めに寝る習慣をつけましょう