低価格帯(5,000円以下)で高音質と通信の安定性を両立した低価格のワイヤレスイヤホンを探している方へ向けて、10月6日に日本でも新発売となった「SoundPeats製Trueair2」の実機レビューを紹介します。
昔は有線のイヤホンをポケットから取り出すたびに絡まり、ほどく作業がとてもストレスでした。
さらに、有線であるがゆえに毎日通勤で音楽を聴きながら出勤するため半年に一度は断線し、買い替えを繰り返していました。
そんな私もワイヤレスイヤホンに変えてから通勤時にバックを引っかけられたりすることも無くなりとてもストレスフリーで快適になりました。
本職であるスピーカー設計者としての観点も交えつつ、単純に音質がイイ!や外観がカッコイイなどで終わらせず、根拠となる理由も踏まえて、詳しくレビューしていきます。
結論から言うと、1万円以下の価格帯にも関わらず最新“QCC3040”を採用しているので、通信の安定性は抜群です。つまり、混雑した地下鉄などで使っても全然音が途切れません。
さらにAppleの純正付属イヤホンからAirPodsに至るまでずっと採用され続けている”バイオセルロース振動板”が採用されており、低歪でクリアな音質に仕上がっています。
今回はワイヤレスイヤホンを探している方へ向けてコスパ最強モデルと言っても過言ではないSoundPeats製Trueair2を入手したので、詳しく実機レビューをします。
・SoundPeatsの最新ワイヤレスモデル「TrueAir2」の実機レビュー
・通信の安定性&高音質を両立した低価格帯のワイヤレスイヤホンを探している
・カナル型ではなくインナーイヤー型の”外音が聞こえる”イヤホンが好き
SoundPeats(サウンドピーツ)のTrueAir2の実機レビュー
こちらが外箱になります。白いパッケージに前面にTrueAir2の外観が映っています。
同梱されているワイヤレスイヤホンの外観は上の写真の通りです。コンパクトなケースにインナーイヤー型のイヤホンが付いています。
SoundPeats(サウンドピーツ)のTrueAir2の基本スペック
TrueAir2
TrueAir2特徴
バイオ振動板採用で、低歪で高解像度
QCC4030搭載により、優れた通信安定性(従来の75%UP)
外音や電車アナウンスも聞こえるインナーイヤータイプ
音質
通信安定
バッテリー
防水性(IPX4)
・再生/一時停止⇒イヤホンのマルチボタンを2回タッチ
・音量ダウン⇒L側のマルチボタンを1回タッチ
・音量アップ⇒R側のマルチボタンを1回タッチ
・曲戻し⇒L側のマルチボタンを約1.5秒長押し
・曲送り⇒R側のマルチボタンを約1.5秒長押し
・着信受話/通話終了⇒マルチボタンを2回タッチ
・着信拒否⇒マルチボタンを約1.5秒長押し
・通話切り替え⇒マルチボタンを約2秒長押し
Bluetooth コーデックが「aptX」なので、圧縮率は少なめで、より高音質になっています。
コーディックによる圧縮・音質の違い
SBC:音楽視聴の“標準”コーデック
AAC:圧縮率は同じで“高音質”なコーデック
aptX:圧縮率少なめで“もっと高音質”なコーデック
aptX HD:ハイレゾ対応の“超高音質”なコーデック
LDAC:ハイレゾ対応の“神音質”なコーデック
つまり、今回採用されているaptXは”ハイレゾ以外で最も高音質なコーディック”といえます。
SoundPeats(サウンドピーツ)のTrueAir2の同梱品・イヤホンは
同梱品は「取り扱い説明書」・「CUSTOMER CARE」・充電用の「USB-C」ケーブルです。
給電すると赤色に点滅するのがわかります。
手のひらにのせるとこのような感じです。
TrueAir2の製品重量は
イヤホンを含めた本体の重量は”35g”で、非常に軽量であることがわかります。
イヤホン本体の重量はなんと"8g"で、アンダー10gの超軽量タイプです。
ノイキャン機能があるとマイクなどの収音機が付属する構造上、どうしてもごつく、重くなりがちなので、耳への負担が少ないイヤホンを探してる方へおすすめです。
ケース重量(本体込み):35g
イヤホン重量(L・R):8g(片耳:4g)
SoundPeats製Trueair2のケースサイズは
ケースは手のひらにスッポリ収まるぐらいのコンパクトサイズです。ジーパンのポケットにも簡単に収まるぐらい小さいので、気軽に持ち運べます。シャツの胸ポケットにも余裕ではいります。
SoundPeats製Trueair2のおすすめポイント
バイオ振動板を採用し、適度な”低音感”に音の分離が良いクリアな音質
理由としては、大口径のドライバー(φ14.2mm)に”バイオセルロース振動板”を採用することで自然な低音感と音の分離がよい、クリアな音質を実現しています。
イヤホンの中では大口径に分類されるφ14.2mmのドライバーにすることで、低音感を補っています。エッジにはTPUを用いることで、上下振幅の対称性もよく、うまく設計されています。
Appleの純正イヤホンでも使われている”バイオセルロース振動板”音の分離がよくクリアな音質になる特徴があり、最も評価が高い振動板のうちの一つです。
私も過去にヘッドホン設計の経験があるのですが、音色として個人的に一番好きな音質は”バイオセルロール振動板”です。聴いてみれば他のフィルムタイプの振動板と比べて、音の違いはすぐに違いは分かると思います。
最新のQCC3040を採用し、安定した通信の接続性を実現
通信接続の優れたクアルコムチップ"QCC3040"を搭載することで、混雑した街中でも全然途切れません。
さらに携帯から10m離れてもBluetoothの電波が飛ばせるので、ペアリングした携帯を置きっぱなしにしても部屋の中で音楽を自由に聞けます。
外音も聞こえ、耳の圧迫感がない長時間リスニングに適した形状
私は顔出ししていないので、イケメンモデルの写真を載せておきます。
最近は市街地でプリウスのような音がほぼしない車が走っていると気づかなくて危ないですよね。そのような場合でも、TrueAir2は外音も聞こえるので問題ありません。
イヤホン形状はインナーイヤータイプと言われるイヤーチップが不要な形状になっています。イメージとしては、初代AirPodsをもう少しスタイリッシュにしたようなカタチです。
インナーイヤー型の一番のメリットとしては、イヤーチップが無いので耳への圧迫感が少なく、長時間音楽を楽しめることや周囲環境の変化を感知でき、安全に音楽を楽しむことができる点です。
電車のアナウンスを聞き逃して、電車を乗り過ごす心配もありません。逆に、周囲の音を完全にシャットアウトしないとヤダという方には向きません。もちろん音量をあげれば、周囲の音は聞こえにくくなります。
・イヤーチップが無いため、耳への圧迫感が圧倒的に少ない
・外音(電車アナウンスなど)も聞こえるので、安心感がある
・自然でクリアな音質
■デメリット
・周囲の音が聞こえるので、外音を完全に遮断したい人には向かない
・耳にフィットしていないと激しい運動をすると外れる可能性がある
⇒私の場合、激しく顔を振っても耳から落ちないことは確認しておきました。
\TrueAir2の発売記念/
まとめ
今回は低価格帯(アンダー5千円)で高音質と通信の安定性を両立した低価格のワイヤレスイヤホンを探している方へ向けて、SoundPeats製Trueair2の実機レビューを詳しく紹介しました。
おすすめポイントでも解説したとおり、高音質・通信の安定性・快適な耳への装着感という点からコスパ抜群のイヤホンです。
ワイヤレスイヤホン自体使ったことがないという初心者の方へもコスパが良いので入門機としてもおすすめです。
他にもおすすめのワイヤレスイヤホンを紹介しています。
予算に余裕がある方へはノイキャン機能の優れた音質ともに両立したAirpods Proをおすすめします。