【OneOdio Focus A6 実機レビュー】LDAC対応&最大75時間駆動の高コスパANCヘッドホン

本記事では、OneOdioのFocus A6の外観・音質・使用感・ANC性能・他機種との比較などを徹底レビューします。
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最近街中でも、ヘッドホンをしている人をよく見かけるようになりました。特にSONYやAnker,Marshallあたりのヘッドホンを使っている人をよく見かけます。ヘッドホンを選ぶときはみなさんなんとなく有名なメーカーだから安心だとか、口コミが多いから情報を掴みやすいなど色々な理由で選ぶかと思います。
そんな中、最近ちらほらECサイトで見かけるようになったOneOdioという音響メーカのヘッドホンから新しいANC対応のヘッドホンFocus A6が新たにリリースされました。
見た目もかっこよく、音質も良く、LDACやハイレゾ対応&ANC機能もついて再生時間も長くて1万円以下というコスパ抜群の破格な価格設定になっています。SONYで同じ性能を有するヘッドホンを買おうと思ったら軽く2-3万円はします。
「初めてのANCヘッドホンとして何を選べばよいか悩んでいる」「高音質かつ高機能なBluetoothヘッドホンをリーズナブルに手に入れたい」そんな方に向けた内容となっています。
基本スペックと主な特徴

- ANC(アクティブノイズキャンセリング)‑48 dB:低周波ノイズを最大98%遮断する優秀なノイズキャンセリング性能。
- Bluetooth 6.0 + LDAC対応:ハイレゾ音源を24-bit/96 kHzで再生可能。
- 最大75時間再生(ANC OFF)/40時間(ANC ON):10分の急速充電で約10時間使用可能。
- 重量:約240g:長時間装着でも快適。
- その他:ゲームモード、マルチポイント接続、4段階ANC、透過モード、風切り音抑制、専用アプリ対応。

ヘッドホン重量は243.5gでした。
外観・装着感


色はアイボリーとミッドナイトブラックの2色展開ですが、こちらはブラックになります。
高級感あるCDパターン仕上げのハウジングと柔らかなプロテインレザー製イヤーパッドを採用しており、軽量設計で長時間装着も快適です。

Focus A6のデザインは、シンプルかつ洗練された現代的なスタイル。マットな質感のハウジングに、金属パーツのアクセントが光ります。

イヤーパッドは柔らかく、長時間のリスニングでも耳が痛くなりにくい設計。側圧も適度で、頭部全体を優しく包み込むフィット感です。

ヘッドホンのアームはこちらの通り長さを調整できます。
音質評価

- LDAC接続時:解像度が高く、楽器やボーカルの分離も良好。
- バランス型サウンド:低音〜高音までフラットな特性。
- イコライザー機能:アプリ経由で3種のプリセット+カスタムEQに対応。
- USB-C有線再生:LDACと同様に高音質ハイレゾ再生が可能。
- iPhone使用時:AAC接続だが十分な音質。
Focus A6はLDACコーデック対応で、ハイレゾ音源のワイヤレス再生に対応。Bluetooth接続でも情報量の多いクリアなサウンドを楽しめます。
・低音:深みと量感が豊かで、EDMやロックに最適
・中音:ボーカルはやや控えめながら、クリアさは十分
・高音:伸びやかで刺さりにくく、長時間聴いても疲れにくい
ノイズキャンセリングと外音取り込み

Focus A6最大の特徴は、最大-48dBのハイブリッドANC。外側・内側に合計5つのマイクを搭載し、広帯域で騒音を強力に低減します
外音取り込み(アンビエント)モードも自然で、会話やアナウンスを違和感なく聞き取れます。
- ANC性能:日常ノイズ(電車・空調など)をしっかり抑制。
- 外音取り込み:聞こえるが自然さではAirPodsにやや劣る。
- 通話:ENC対応で通話時も雑音が少ない。
使用感・操作性

本体の物理ボタンで、電源・再生/停止・音量・モード切替など直感的に操作可能。専用アプリ(iOS/Android)は、以下の機能に対応しています
- ペアリング:電源ONで自動ペアリング、LDACも切替可能。
- マルチポイント:2台同時接続可能(LDAC使用時は不可)。
- ゲームモード:低遅延対応で動画・ゲームにも最適。
- 専用アプリ:EQ調整、ANC切替、ゲームモード、ファームウェア更新などに対応。
アプリのUIはシンプルで分かりやすく、イコライザー調整もリアルタイムに反映されます。自分好みのサウンドを細かく追求できるのは大きな魅力です。
バッテリー性能

- ANC ON:約40時間
- ANC OFF:約75時間(実測60時間前後)
- 急速充電:10分で10時間再生可
他機種との比較
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項目
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|---|---|---|---|
| ANC性能 | ‑48 dB | ‑45 dB | Hybrid ANC |
| LDAC | ○ | ○ | ○ |
| 再生時間 | 75h(OFF)/ 40h(ON) | 60h(予想) | 約50h |
| 重量 | 約240g | 約230g | 約250g |
| マルチポイント | ○ | × | ○ |
| 価格帯 | 約10,000円 | 約6,000円 | 約8,000円 |
Focus A5
低音が非常に強く、全体的にドンシャリ傾向。迫力はあるが、バランスや解像度に欠けるため、繊細な音楽やボーカル重視派には不向き。 LDAC対応でハイレゾ再生可能だが、音質チューニングが粗く、EQやアプリのカスタマイズ不可。 ノイズキャンセリングONでも音質の変化が少ないが、ANC自体は「効きは弱め」との評価が多い。
Focus A6
A5から大幅に音質改善。バランスの良いサウンドで、低音の量感は残しつつも、中高域の解像度が向上。 専用アプリでEQや空間オーディオが使えるため、好みに合わせて調整可能。アプリ非対応のA5とは大きな差。 LDAC/ハイレゾ対応で、Bluetooth 6.0による安定した接続も魅力。 ノイズキャンセリングもA5より強化され、日常利用には十分な効果。
Focus A10
フラット寄りでクセの少ないサウンド。中域重視でボーカルや楽器の定位感が優秀。長時間リスニングでも疲れにくい。 低音はA5/A6より控えめで、全体的にナチュラルな印象。 有線接続時のみハイレゾ対応。BluetoothはSBC/AAC中心。 ANCは35dBとA5/A6よりやや控えめだが、実用十分。 携帯性・装着感も高評価で、長時間の作業やゲームにも向く。
総合評価
✅ 長所
- LDAC対応で高音質
- ANC性能が価格以上
- 最大75時間再生
- 専用アプリでカスタマイズ自由
- 通話品質も高い
❌ 短所
- マルチポイント切替がやや不安定
- 専用ケースが付属しない
まとめ

約1万円で「LDAC・ANC・長時間駆動・EQアプリ」のすべてを体験できるOneOdio Focus A6は、非常にコストパフォーマンスに優れたワイヤレスヘッドホンです。
中でもこの価格帯でハイレゾ、LDAC、ノイキャンに対応してて、最大75時間駆動は中々数少ないので、コスパは間違い無く良いです。
全体的に「多機能・音質・使い勝手・価格」のバランスが非常に良く、コスパ重視のユーザーや初めてのワイヤレスヘッドホンにも最適です。
Focus A6はA5の弱点をほぼ克服した、現行Focusシリーズの中核モデルになります、まだまだ知名度は低いので、他の人と被りたくないけどコスパが良いものが好きな人などにお勧めです!





