
「鍵を出す」という動作が、こんなにストレスだったのかと気づいたのは、SwitchBot Lock Ultraを導入してからだった。
両手に買い物袋を抱えて玄関前に立つ。子どもを抱っこしながら鍵を探す。雨の日に傘を持ちながらバッグの底をまさぐる。うちの自宅は玄関とは別に自宅前の入り口にもあるため鍵をわすれて家を出た日には玄関どころか自宅へさえも入れないという悲惨な状況が発生していた。そのような数えきれない、日常に溶け込んでいたこの「小さな不便」が、完全に消えた。
今回レビューするのは、SwitchBot Lock Ultra(スマートロック本体)、SwitchBot 顔認証パッドPro、そしてSwitchBotハブ2の3製品。この組み合わせにより「顔を向けるだけで鍵が開く家」が実現する。基本的にはロックultraは顔認証パッドProと組み合わせて使わないと最大限にこの商品の本領を発揮できないので、セットレビューとする。
結論から言うと、小さな子どもがいる家庭、荷物が多い人、鍵をなくしがちな人、鍵を閉め忘れてオートロックで締め出されてしまう人、そして「スマートホームに興味はあるけど何から始めればいいか分からない」という人に全力でおすすめしたい製品だ。賃貸でも工事不要で取り付けられるので、マンション住まいの方も安心してほしい。
数週間使い込んだ上での正直なレビューをお届けする。
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目次
外観・デザイン

まずLock Ultra本体。前モデルのLock Proと比較すると、大幅にスリムかつコンパクトになっている。サムターン(鍵のつまみ)の上に被せるように取り付けるのだが、室内側のドアに収まるサイズ感で、来客があっても「何か付いてるな」程度の存在感だ。
本体カラーはマットブラックで、金属質感のある高級感が漂う。安っぽいプラスチック感は皆無で、インテリアの邪魔をしない。3種類の木目調アダプターパッドが付属しており、ドアのデザインに合わせて選べるのも嬉しいポイント。

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ドアの外側に取り付ける顔認証パッドPro。こちらは縦長のスリムなデザインで、上部に3Dカメラモジュール、中央にバックライト付きテンキー、下部に指紋センサーが配置されている。
防水・防塵仕様(IP65相当)なので、屋外に露出する玄関ドアの外側でも問題なく使える。実際、台風の日でもノートラブルだった。
表面は黒のマット仕上げで、Lock Ultra本体とデザインの統一感がある。テンキーは普段は見えないバックライト方式で、手をかざすと数字が浮かび上がる。見た目のスマートさと防犯性を両立した設計だ。
SwitchBot ハブ2 ― コンパクトな司令塔

ハブ2は手のひらサイズの白い筐体。LED表示で温度・湿度がリアルタイムに表示される。壁掛けでも据え置きでも使える。正直なところ「ただの小さな白い箱」なのだが、このシンプルさこそがスマートホームハブとして正解だと思う。リビングに置いても、玄関の壁に貼り付けても、まったく主張しない。
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スペック詳細
| 項目 |
仕様 |
| 解錠方法 |
最大18通り(顔認証、指紋、暗証番号、NFC、アプリ、音声、オートロック解除、リモートキーなど) |
| 通信方式 |
Bluetooth 5.2 / Wi-Fi(ハブ経由) |
| 対応規格 |
Matter 1.3対応(ハブ経由) |
| バッテリー |
3段階構成:充電式リチウムバッテリー(メイン、約9〜12ヶ月)+CR123Aバックアップ電池+電解式緊急解錠 |
| 動作音 |
最小約20dB(静音設計) |
| モーター性能 |
前世代比 速度122.2%向上、トルク10.5%向上 |
| 動作モード |
高速モード / 通常モード / 静音モード / ナイトモード |
| 取り付け |
工事不要(粘着テープ方式)、サムターン式ロック99.9%対応 |
| セキュリティ |
6段階セキュリティシステム |
| 対応アシスタント |
Alexa / Google Home / Siri |
| 項目 |
仕様 |
| 顔認証方式 |
3D構造化光(30,000以上の赤外線ポイントでミリ単位の顔マップ生成) |
| 認証精度 |
誤認率 0.0001%以下 |
| 認証速度 |
約1秒 |
| 暗所対応 |
850nm赤外線ライト搭載(暗闇でも認証可能) |
| データ保存 |
ローカル保存(AES-128暗号化) |
| その他解錠方法 |
指紋認証(半導体式)/ 暗証番号 / NFCカード / 掌静脈認証 |
| 防水防塵 |
IP65相当 |
| バッテリー |
単3電池4本(約12ヶ月) |
| 接続方式 |
Bluetooth(Lock Ultraと常時接続:FastUnlock™) |
| 項目 |
仕様 |
| 機能 |
スマートリモコン(赤外線) / 温湿度計 / 照度センサー / SwitchBotデバイスハブ |
| 対応規格 |
Matter対応 / Wi-Fi 2.4GHz / Bluetooth |
| 赤外線対応 |
家電リモコン学習・送信(エアコン、テレビ、照明など) |
| サイズ |
約80×70×23mm |
| 重量 |
約63g |
| 給電方式 |
USB Type-C(常時給電) |
| 表示 |
LED画面(温度・湿度リアルタイム表示) |
| 対応アシスタント |
Alexa / Google Home / Siri |
| オートメーション |
温度・湿度・照度に基づく自動制御シーン作成可能 |
取り付けから使用開始までの流れ
「賃貸OK」「工事不要」を謳うスマートロックは増えてきたが、実際にやってみると意外と手こずるもの。今回のセットアップ体験を正直にレポートする。
STEP 1:SwitchBotアプリのインストールと会員登録
まずはスマートフォンにSwitchBotアプリをインストール。iOS / Android両対応。会員登録はメールアドレスとパスワードのみで、30秒で完了。このアプリが全デバイスの管理・設定の起点になる。
SwitchBot
開発元:wonderlabs, Incorporated
無料
STEP 2:ハブ2のセットアップ(所要時間 約5分)

ハブ2はUSB-Cケーブルで電源に接続するだけでハードウェアのセットアップは完了。あとはアプリ上でWi-Fi(2.4GHz)に接続する。ここで注意点が一つ。5GHz帯のWi-Fiには対応していないので、ルーターの設定で2.4GHz帯のSSIDを確認しておこう。
セットアップはアプリの指示に従うだけ。画面の案内がとにかく親切で、迷う場面はほぼなかった。完了すると温湿度の表示が始まり、「あ、動いてるな」と実感できる。
STEP 3:Lock Ultraの取り付け(所要時間 約15〜20分)
ここが最大のハードル…と思いきや、拍子抜けするほど簡単だった。手順は以下の通り:
サムターンのサイズを確認する ― 付属のサイズゲージで既存のサムターンの形状・大きさを測定。丸型、小判型など複数のアダプターが同梱されているので、合うものを選ぶ。私の家の鍵はボタン付きで押さえつけながら回すタイプであったため、S,M,Lの付属では合わなかったため、別途以下のネジ回して固定するアダプターを送ってもらった。こちらはメーカーに問い合わせると発送してもらえます。

サムターンホルダーを取り付ける ― ここがポイント。サムターンの形状によっては、付属のアダプターだけでは本体の回転部がサムターンを掴みきれない場合がある。我が家のドアはまさにこのパターンで、サムターンホルダー(別売のアダプターキットに付属、もしくは同梱品に含まれる追加パーツ)を使う必要があった。サムターンの突起部分にホルダーをかぶせてネジで固定し、Lock Ultra本体がしっかりグリップできる形状に変換する。作業自体は付属の六角レンチで締めるだけなので難しくはないが、「素のサムターンに合わない → ホルダーが必要」という判断に最初少し迷った。公式サイトの対応表で事前に自宅のサムターン形状を確認しておくとスムーズだ。
高さ調整スペーサーで位置を合わせる ― もう一つ我が家で必要だったのが高さ調整スペーサー。ドアのサムターン位置とLock Ultra本体の回転軸の高さが合わない場合に、スペーサーを挟んで数ミリ単位で高さを調整する。我が家の場合、サムターンがドア面からやや高い位置にあったため、スペーサーを2枚重ねて高さを嵩上げした。この微調整をしないと、モーターが回ってもサムターンを最後まで回しきれず「空回り」する可能性がある。スペーサーは本体に付属しているので追加購入は不要だったが、取り付け時に「なんか回転がスムーズじゃないな」と感じたらスペーサーの追加を試してみてほしい。
- 粘着テープでドアに固定する ― 3Mの強力両面テープで固定。ドア面の脱脂(付属のクリーナーあり)をしっかりやれば、まずズレることはない。
- アプリとペアリングする ― Bluetooth接続で本体をアプリに登録。サムターンの回転方向や施錠位置を学習させる。こちらはSwitchbotアプリの指示通りに操作するだけでOK。
正直なところ、全体を通して、一番時間がかかったのは「サムターンホルダーの選定+高さ調整スペーサーの組み合わせ」と「ドア表面の脱脂」だ。
ホルダーとスペーサーが必要ないドア(標準的なサムターン形状+高さ)であれば、本体の取り付け自体は5分もかからないと思う。
我が家のように少し特殊な形状のサムターンでも、パーツの組み合わせで対応できるのはLock Ultraの設計の良さだ。前世代(Lock Pro)よりアダプターの互換性が広がっていて、賃貸マンションの鍵でもぴったりハマった。
【Tips】サムターンホルダー&スペーサーが必要かの判断基準:
- サムターンの形状が特殊(台座から突起が短い、楕円形ではなく異形)→ サムターンホルダーが必要
- サムターンがドア面から飛び出している高さが標準より高い/低い → 高さ調整スペーサーで嵩上げ or 嵩下げ
- 取り付け後にモーターが空回りする、最後まで回りきらない → スペーサー枚数を見直す
詳細は以下の動画が非常にわかりやすいので、こちらを参考にとりつけることをおすすめする。
support.switch-bot.com
STEP 4:顔認証パッドProの取り付け(所要時間 約10分)
こちらもドアの外側に粘着テープで固定。取り付け位置は「自分の顔の高さ」を基準に、やや下方に設置するのがポイント。カメラが上向きに見上げる角度になるので、身長差のある家族でも認識しやすくなる。
背面のマウントプレートをテープで固定し、本体をスライドイン。取り外し防止のセキュリティネジで固定すれば完了。万が一剥がされた場合はアラームが鳴る仕組みだ。

STEP 5:顔・指紋の登録(所要時間 約5〜10分)

アプリ上からLock Ultraと顔認証パッドProをペアリングした後、顔と指紋を登録する。
顔認証の登録:パッドの前に立ち、正面の顔をスキャンする。30,000以上の赤外線ポイントで3Dの顔マップが生成される(iPhoneのFace IDと同じ構造化光方式)。登録は10秒程度で完了。メガネあり・なし両方を登録しておくと精度が上がる。
指紋認証の登録:半導体式センサーに指を数回押し当てるだけ。左右の人差し指+中指の計4本を登録しておくのがおすすめ。
家族の顔と指紋も同様に登録。最大100件の顔データ登録が可能なので、家族全員分は余裕で対応できる。
STEP 6:動作確認とモード設定
すべてのデバイスが連携したら、実際に玄関の外から顔認証で解錠してみる。初めて「顔を見せただけでガチャッと鍵が開いた」瞬間は、正直ちょっと感動する。
ここで動作モードも設定しよう。我が家では以下のように設定している:
- 日中:高速モード(施解錠が最速。帰宅時のストレスゼロ)
- 22時〜7時:ナイトモード(静音で自動施錠。家族を起こさない)
- オートロック:外出時にドアを閉めると自動施錠(30秒後)
日常での使い勝手
帰宅時:顔を見せるだけ

仕事帰り。両手に荷物。玄関ドアの前に立つ。顔認証パッドProのカメラに顔を向けると、約1秒でピッと認証音。直後にLock Ultraが「カチッ」とロック解除。トータルで2秒もかからない。
これがFastUnlock™の恩恵で、顔認証パッドProとLock UltraがBluetooth常時接続を維持しているため、認証→解錠の間にペアリングの待ち時間が発生しない。前世代では「認証OK → ロック検索中… → 解錠」と数秒のラグがあったらしいが、Ultraでは体感でほぼ即時だ。
850nm赤外線ライトのおかげで、夜間の暗い廊下でも問題なく顔認証が通る。マスクをしている場合は指紋か暗証番号に切り替える(マスク対応の設定もあるが、精度を最大化するならマスクなしがベスト)。
外出時:オートロックで鍵の閉め忘れゼロ
外出時はドアを閉めるだけ。設定した秒数(我が家は30秒)が経過すると自動で施錠される。「あれ、鍵閉めたっけ?」と駅まで来てから不安になる、あの微妙なストレスから完全に解放された。
アプリの履歴で「いつ、誰が、どの方法で」施錠・解錠したかが全部確認できるのも安心感が大きい。
家族の利用:子どもや高齢の親にも
小学生の子どもには暗証番号を教えている。指紋も登録済みだが、子どもの成長で指紋が変わることがあるので暗証番号がバックアップとして有効。顔認証も登録しているが、成長期は定期的に再登録が必要かもしれない。
義母が来たときは、一時パスワード機能を使ってワンタイムの暗証番号を発行した。LINEで送るだけで済むので非常に便利。
ハブとの連携:遠隔操作とスマートホーム

ハブを導入している最大の理由は外出先からの遠隔操作だ。Lock Ultra単体ではBluetooth範囲内でしか操作できないが、ハブ2経由でWi-Fi接続すると、世界中どこからでもアプリで鍵の状態確認・操作が可能になる。
さらにハブは赤外線リモコンのハブ機能も持つ。エアコンやテレビのリモコンを学習させれば、「帰宅前にエアコンをつけておく」「鍵を解錠したら自動で玄関の照明が点灯する」といった連携が組める。
Matter対応なので、Google Home / Alexaとの連携もスムーズ。「Hey Siri、鍵かけて」でLock Ultraの施錠が可能だ。
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静音性:ナイトモードの実力
スマートロックの「動作音」を気にする人は多いと思う。結論から言うと、Lock Ultraの静音性は非常に優秀。通常モードでも比較的静かだが、ナイトモードにするとほぼ無音に近い。公式スペックの「20dB」はささやき声以下のレベルで、深夜に帰宅しても寝ている家族を起こす心配がない。
前世代のLock Proでは「ウィーン、ガチャッ」という明らかなモーター音があったが、Ultraでは「カチッ」程度の小さな機械音のみ。これは地味だが大きな進化だ。
メリット
1. 顔認証の精度と速度が秀逸
3ヶ月使って、顔認証が通らなかったのは2〜3回だけ(サングラス+帽子の組み合わせ)。通常のメガネ、軽い化粧の差、髪型の変化程度ではまったく問題なし。誤認率0.0001%以下というスペックは伊達ではない。認証速度の約1秒も、体感的にはほぼ「向いた瞬間」に通っている感覚。
2. バッテリー設計の安心感
3段階のバッテリー構成は本当によく考えられている。メインの充電式バッテリーが切れても、CR123Aバックアップで動作。さらにそれも切れた場合は、電解式の緊急解錠で物理的にロックを解除できる。「バッテリー切れで家に入れない」というスマートロック最大の不安が、構造レベルで解消されている。
ちなみに3ヶ月使用時点でメインバッテリーの残量は70%以上。公称9〜12ヶ月は現実的な数値だと感じる。
3. 取り付けの手軽さ(賃貸OK)
穴あけ不要、ネジ止め不要。退去時にテープを剥がすだけで原状回復できる。サムターン式の鍵であれば99.9%対応を謳っていて、実際に築30年のマンションの古い鍵でも問題なくフィットした。この「賃貸フレンドリー」さはSwitchBotの最大の武器だと思う。
4. 解錠方法の豊富さ
最大18通りの解錠方法があるので、状況に応じて使い分けられる。普段は顔認証、手が濡れているときは暗証番号、スマホを持っているときはアプリ。来客にはワンタイムパスワード。NFCカードを財布に忍ばせておけば、万が一スマホを忘れても安心。「冗長性」の高さがスマートロックへの不信感を払拭してくれる。
5. セキュリティの多層防御
顔認証データはクラウドに送信されず、端末内でAES-128暗号化してローカル保存。写真やビデオでの突破は3D構造化光方式のため不可能。顔認証パッド自体も、無理やり剥がそうとするとアラームが鳴る。「便利=セキュリティが甘い」ではないことを、しっかり設計で証明している。
6. Matter対応でエコシステムの壁がない
Matter対応のおかげで、Apple Home、Google Home、Alexaのどれでも連携可能。特定のメーカーに縛られない安心感がある。将来的にスマートホームを拡張していく際にも、この相互運用性は大きなアドバンテージだ。
7. ハブ2の「ついでにスマートリモコン」が便利
スマートロックのために導入したハブ2だが、赤外線リモコン機能がおまけとは思えないほど優秀。エアコン、テレビ、照明のリモコンをすべてスマホに集約できる。温湿度計もついているので、夏場に「室温が30度超えたら自動でエアコンON」みたいなオートメーションが組める。一台で何役もこなすコスパの良さ。
デメリット・気になる点
1. 初期費用がそれなりにかかる
Lock Ultra + 顔認証パッドPro + ハブ2を揃えると、合計で4万円台後半〜5万円程度になる(購入時期やセールにより変動)。スマートロック単体で見ると安くはない。ただし「毎日使うもの」「数年間使うもの」と考えれば、1日あたり数十円。個人的にはQOL向上への投資としてはコスパが良いと感じている。
2. Wi-Fiは2.4GHzのみ対応
ハブ2は5GHz帯のWi-Fiに非対応。IoTデバイスとしては一般的な仕様だが、最近の家庭用ルーターは5GHzをデフォルトにしていることが多いので、初回セットアップ時に「繋がらない!」と焦る人がいるかもしれない。事前に2.4GHz帯のSSIDを把握しておこう。
3. 顔認証はサングラス+帽子の組み合わせに弱い
サングラスだけ、帽子だけなら問題ないが、両方同時につけると認証精度が落ちる場面があった。通勤スタイルでサングラス常用の方は、指紋やNFCをバックアップとして設定しておくことを推奨する。なお、通常のメガネ(度入りの透明レンズ)は問題なし。
4. 粘着テープへの不安(心理的なもの)
物理的にはまったく問題ない。3Mの強力テープは本当に強力で、ビクともしない。しかし「スマートロックが粘着テープで固定されている」ということへの心理的不安はゼロにはならない。これはSwitchBotに限らず、後付けスマートロック全般に共通する課題だろう。心配な方は付属の補助板を使えばさらに安定する。
5. アプリのUI/UXに改善余地あり
機能が豊富な分、アプリの設定画面はやや階層が深い。初回セットアップ後に「あの設定どこだっけ?」と迷うことが何度かあった。デバイスが増えるほどホーム画面も煩雑になるので、整理・カスタマイズの余地がもう少し欲しい。
まとめ ― 「鍵を持つ生活」には戻れない
SwitchBot Lock Ultra × 顔認証パッドPro × ハブ2の3点セットは、スマートロックの「正解」の一つだと思う。
こんな人におすすめ:
- 両手が塞がりがちな子育て世代
- 鍵の閉め忘れが気になる人
- 賃貸で工事ができないが最新のスマートロックを使いたい人
- Apple Home / Google Home / Alexaで家中をスマート化したい人
- 家族(子ども・高齢者)が鍵をなくしがちな家庭
- 防犯意識は高いが、利便性も妥協したくない人
おすすめしにくい人:
- 初期費用を極力抑えたい(予算2万円以下)
- 電子機器に頼ること自体に強い抵抗がある
- 物理鍵のみで十分と感じている
導入して以降、もう物理鍵をポケットに入れて出かけることはほぼない(一応バッグに入れているが、使った記憶がない)。それくらい、顔認証+オートロックの組み合わせが「当たり前」になってしまった。
スマートロックは「便利ガジェット」ではなく「生活インフラ」だ。一度この快適さを知ると、もう戻れない。鍵を探すストレス、閉め忘れの不安、子どもに鍵を持たせるリスク。そのすべてから解放される体験は、想像以上に大きい。
ぜひ、あなたの玄関にも「顔パス」を導入してみてほしい。
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