毎回マスクを洗って干してを繰り返すのが面倒・大変だと感じている方は多いのでは無いでしょうか。
結論を先に言うと、マスクの”除菌・脱臭”対策として、高い殺菌力がある「紫外線(UV-C)」を利用した医療機器メーカであるMEDIK製の「マスク除菌ケース Ver.2」がおすすめです。
今回は、実際に私が「マスク除菌ケース Ver.2」を使ってみた感想・使用感も含めて、詳しく徹底レビューをします。
紫外線UV-Cを使った殺菌は以前から「医療機関」や「介護施設」などで導入されています。
紫外線を利用することで、多くのウィルスや細菌を死滅させることができます。 また、コロナウィルスはワクチンが開発されない限りは今年だけで終息するとはとても言い難い状況です。
そのため、今後もしばらくは外出時にはマスク着用する日々が続きそうです。
今回は理由も兼ねて、そんな私のように毎回マスクを洗って干してを繰り返すのが面倒・大変だと感じている方やマスクを節約して手軽に何度か使用したい方へ向けて、「MEDIK製マスク除菌ケースver2」を詳しく解説していきます。
- 使用済みの「マスク」にはたくさんの菌が付着している
- 紫外線「UV-C」殺菌の原理とは
- 紫外線の種類
- 紫外線UV-Cの殺菌効果に関する研究について
- MEDIK製マスク除菌ケースver2のレビュー
- MEDIK製のマスク除菌ケースver2のスペック概要
- MEDIKの『マスク除菌ケース』がマクアケアワード2020にて表彰
- Youtubeでのマスク除菌ケースの紹介と購入した人の口コミ
- まとめ
・紫外線UV-Cを利用した「マスク除菌ケース」を探している
・MEDIK製のマスク除菌ケースver2の口コミ・レビューを知りたい
・マスクをしっかり除菌して、何度か繰り返して使って節約したい
使用済みの「マスク」にはたくさんの菌が付着している
Photo:PIXTA
1日使用したマスクはたくさんの菌が付着しています。使い捨ての不織布マスクはその日に捨てる人が大半だと思いますが、中には翌日まで使うという人も散見されるようです。
太陽光による紫外線でももちろん殺菌効果はあるのですが、春先の太陽光による紫外線はまだ弱く、ウイルスを死滅させるには”日光を1時間以上当てる”必要があります。
また、洗って使えるマスクも毎日洗ってしっかり日干しすればいいですが、こちらも中には面倒だと何日間に渡って同じマスクを使っている人もいるようです。
私の会社でも柄のついた明らかに昨日と同じマスクを4日間連続でつけているような人もたまに見かけます。
しかし、洗濯や除菌もせずに何日間にも渡って同じマスクを着用することは大変リスクが高いです。また、場合によってはマスクを付けないより感染リスクが高い可能性も考えられます。
大学生148人を対象にマスクの使用状況に関する調査結果があります。こちらは、マスクの汚染状況は微生物検査とATP検査で評価しています。
微生物検査は、生理食塩水中で使用済みマスクを一定時間揉み洗いして検査液を調製し、一般細菌(標準寒天培地)、ブドウ球菌(卵黄加マンニット食塩培地)、真菌(PDA培地)の測定を行いました。また、検査液のATP検査を行ないました。
この実験結果から学生のマスクの使用頻度は高く、中には一度使用したマスクを翌日に再使用する人がいました。また着用時にマスクを「手」で触れる人が多いことがわかりました。
使用済みマスクの細菌汚染状況には個人差があり、汚染度の高いマスクで105cfuを超える一般細菌が検出されました。また、その大部分はブドウ球菌でした。
マスクの一般細菌数とATP発光量に関連は認められず、マスクには今回の測定で検出されない口腔細菌等が多数付着しているため、ATP発光量に影響したと考えられています。
このように実際の実験でもブドウ球菌などの細菌が検出されており、汚いです。そんな時に除菌グッズの一つとして、紫外線UV-Cを用いた除菌ケースが注目を浴びています。
紫外線「UV-C」殺菌の原理とは
紫外線での殺菌原理について解説します。
ウィルスや細菌など全ての生物の細胞内には、遺伝情報をつかさどるDNAと呼ばれる核があります。
例えば、細菌は細胞分裂によって増殖するのですが、ウイルスは人などに感染することで増殖していきます。
紫外線はこのような核に吸収されDNAの遺伝コードを破壊することができます。正しいDNAコードをなくした細菌は代謝や増殖が正常にできなくなり、最終的に死滅します。
紫外線の種類
太陽光は、波長によって「赤外線」「可視光線」「紫外線」に分けられます。紫外線は、太陽光の中では波長が短く、エネルギーが最も高い光になります。紫外線は波長によって「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つに分類されます。
UV-B(中波):280~315nm
UV-C(短波):100~280nm
波長が短いものほど肌に与える影響が強くなります。
紫外線A(UV-A)
UV-Aは、「しわ・たるみ」など老化の原因となります。UV-AはUV-Bほど強さは無いですが、ゆっくりと時間をかけて、肌の奥まで浸透し、真皮にあるコラーゲン(やエラスチン線維)を破壊し、「しわ・たるみ」など老化を引き起こします。
紫外線B(UV-B)
UV-Bは、主に表皮を赤くさせ、火傷などの皮膚のトラブルを引き起こします。肌の水膨れによる日焼けもUV-Bによるものです。
「シミ」の原因、健康面では「皮膚がん」「白内障」「免疫低下」の原因にもなっています。
更に、UV-Aより100~1000倍近く有毒性が高いです。表皮のDNAや細胞膜を破壊し、表皮に炎症や火傷といった皮膚のトラブルや、メラニン色素を増加させて日焼けによるシミ・ソバカスを引き起こします。
紫外線C(UV-C)
UV-Cは、UV-B波より更に有害な紫外線になります。この紫外線が最も殺菌力も強い紫外線になります。
紫外線UV-Cの殺菌効果に関する研究について
米コロンビア大アービング医療センターの新しい研究によると、連続的な少量紫外(UVC)光は、空中浮遊のインフルエンザウイルスを殺すことができることを確認しています。
研究者たちは、波長200 ~ 400nmの広域スペクトルUVC光が、ウイルスのDNAを結合する分子結合を破壊することによってバクテリア、ウイルスに高い殺菌効果があることを知っています。
従来のこのUV光は、医療器具の消毒に一般に使用されています。
残念ながら、従来の殺菌UV光は、人の健康にも有害であり、皮膚ガンや白内障を起こすので、公共スペースでは使用できない
と研究リーダーであるデイビッド・ブレナー氏(David J. Brenner)は話しています。
テルモ開発の紫外線照射ロボで「新型コロナ」除去効果の有効性も確認されています。
ウシオ電機でも紫外線UV-C(紫外線222nm)の臨床研究が行われています。
Photo:ウシオ電機HP
人の細胞は細菌の細胞より10倍以上大きい。222nmを照射した場合、細菌の細胞の核には届きますが、 人間の細胞の核には到達せず、人間のDNAにはダメージを与えない。254nmの波長にくらべタンパク質の吸収係数が10倍高い
とウシオ電機のHPでは説明があります。
また、ウシオ電機はウイルスの感染力を抑えたり細菌を殺したりする紫外線照射装置を開発しました。
現在、医療機関の診察室・オフィスに設置して使うことを想定、新型コロナウイルスへの効果を確かめる実証実験を始めています。
日本・アメリカの病院を中心に提供を始め、2020年中に量産品も計画しているようです。装置は箱形で重さは1kg程度です。
天井に設置すると、モノに付着したり空気中の細菌やウイルスの働きを抑えられる効果が期待されます。1m離れた場所の照射範囲は1平方メートル程度。5分間の照射でウイルスの99.9%が感染力を失うとのこと。
このように日本企業も紫外線UV-Cの効果を認め、実用化・商品化に力をいれ始めています。
詳しくは以下の記事でも紹介しています。
MEDIK製マスク除菌ケースver2のレビュー
紫外線UV-Cを正しく知ってもらうべく前置きが長くなりましたが、紫外線UV-Cは除菌効果があるという研究結果が実際にでていることも理解いただけたかと思います。
ここからは、実際の医療機器メーカーMEDIK製の「マスク除菌ケースver2」のレビューをします。
マスク除菌ケースver2の箱(パッケージ)はこちらようになっています。
[商品内容]
本体×1、ストラップ×1、USBケーブル×1、クイックガイド×1、アクリルスタンドx1
他にはカバーを外すためのコツが書かれた説明書や製品の取り扱い説明書も同封されていました。
透明フィルムをはがすと本体はこちらのように綺麗な白い外観であることが分かります。質感もとてもよく、本体重量は182gなので、とても軽いです。
本体側面には充電用のUSB端子と点灯ランプ3種類(充電、乾燥、殺菌)、殺菌開始ボタンと複数のファン用の空気孔が確認できます。
本体のカバーを外すと、上のように透明なUVランプが確認できます。写真では光っていませんが、実際に殺菌を開始すると、青色に光ります。
さっそく、先日購入した大人気のアンダーアーマーのマスクを除菌してみました。
アクリルスタンドも付属しているので、立たせることも可能です。最初の10分間で”乾燥”、残りの10分間で”除菌”します。
実際に着けてみると、少し気になっていた匂いが消え、装着感も良いです。除菌の効果は目ではわかりませんが、少なくとも脱臭効果は間違いなく体感でき心地よい感覚です。
ユニクロのマスクも除菌してみました。こちらの写真から青く光っている(UV-C光)のが、確認できるかと思います。
除菌をしている最中は”乾燥”もしているので、ファンの音が少し気になります。とはいえ、移動中や自宅で使う分には他の生活音に溶け込む程度なので、問題ありません。
なんといっても、重量も182gと軽く、大きさも「130mm x 130mm x 36mm」と程よい大きさなので、外出時にカバンにいれて持ち運んでも気軽に使えます。
・マスクの大きさによっては、ヒモの部分が少しはみだしやすい
・マスク除菌ケース専用なので、他の用途としても使う場合には、少し工夫が必要
また、基本はマスク除菌ケースなので、ハンカチや薄手の手袋などはOKですが、取り出して使う場合には光をあまり見ないように注意が必要になります。
私はマスク除菌以外には使うつもりはないので、特に気になりませんでした。
・除菌効果が高い「265~285nm」波長の紫外線UV-Cを利用
・”脱臭効果も抜群”で、長時間マスクを使っても快適
・マスク除菌により、使い捨てマスクも何度か着用も可能!
・たった”20分”置いておくだけで「除菌」と「乾燥」が可能
・本体重量が182gと軽量で、持ち運びにも便利
MEDIK製のマスク除菌ケースver2のスペック概要
出典:株式会社MEDIK公式HP
今回紹介するマスク除菌ケースver2はカプセル(容器)の中のマスクやスマートフォンを入れ、紫外線UV-Cを当てることで、ウィルスを簡単に死滅させることができます。しかも10分間で99.99%除菌効果があることも証明されています。
特に「使い捨てマスク」はたった数時間しか使っていないのに、捨てるのは大変勿体ないと思います。そんな時は、このUV-Cカプセルに入れ、紫外線を照射することで殺菌ができちゃいます。これだけでも、大幅な”節約”にもなりますね。
MEDIK製のマスク除菌ケースは除菌効果が高いとされている265~285nm波長の紫外線ランプを搭載しています。
さらに、マスク除菌ケースver2は「バージョン2」と名乗っているとおり、UV-C LED深紫外線で乾燥除菌できるマスクケースがアップグレードして再発売したものになっています。
・UV-C LEDパワーが従来品の1.5倍
・LED投射角度120度→160度へ広がり広範囲で除菌が有効
マスク除菌以外にも使える用途はさまざま!
出典:株式会社MEDIK公式HP
・マスク・歯ブラシ・スマホ・ハンカチ・コップ・受話器・ワイヤレスイヤホン
※メーカー説明では、皮膚などに多少当たっても、人体に害はないとされていますが、光を直視しないように注意書きがあります。
紫外線UV-Cによるマスク除菌の実験結果でも除菌力が証明
出典:株式会社MEDIK公式HP
テストレポートの結果から、実際に10分間の紫外線照射で大量に存在していた様々な菌(大腸菌・黄色ブドウ球菌・緑膿菌)が検出されないほどに除菌されることも確認されています。MEDIKは日系の医療機器メーカなので、安心ですね。
王様のブランチなど多数のメディアで「マスク除菌ケース」が紹介!
マスク除菌ケースがみなさんもよく知っている”王様のブランチ”の番組でも何に使う除菌アイテムかを当てるクイズで紹介されています。たしかに見た目だけでは、どんな商品か分かりにくいですよね。
また、MEDKIのマスク除菌ケースは他にも以下のようにQVCのテレビショッピングなど様々なメディアから取り上げられています。
QVCのテレビショッピングでの紹介記事:
https://medik.co.jp/news/20200826_qvc.php
MEDIKの『マスク除菌ケース』がマクアケアワード2020にて表彰
株式会社MEDIKの『マスク除菌ケース』がマクアケアワード2020にてMakuake Supporter賞を受賞しました。
— 【公式】株式会社MEDIK(メディク) (@MEDIKjp) August 18, 2020
今後も「価値」「健康」「安全 」をモットーに時代にあった製品、お客様に愛される製品をいつも提供すること理念とし様々な商品の企画、開発、販売を行って参ります。https://t.co/gyTDAdYNjb
MEDIKの歯ブラシのUV-C除菌もおすすめです。
Youtubeでのマスク除菌ケースの紹介と購入した人の口コミ
MEDIK公式でもマスク除菌ケースが動画で紹介されています。実際の使用感など、イメージがつきやすいと思います。
マスク除菌ケースを購入したユーザーの口コミ
会社でランチの間に使用しています。ランチ終了後つけると新品の使い捨てマスクと同じにおいがするので、脱臭効果があるように思います。充電が完了したのかわかりづらいのとお値段で星を1つ減らしました。一緒にランチしてる人は興味津々ですが、みんなで使い回すものではないのでもう少し買いやすいお値段だと買いそうですよ。
最近は布マスクを使っているので食事中に外した時に入れておくと終わる時には除菌乾燥が終わっているのでまた快適に着ける事ができます。家族の分の購入を検討中です。
マスクの除菌に軽くコンパクトで持ち歩きは出来るので家と外で使用できる。説明にもあるが、セット時カバーを外すのにコツがいリ慣れるまでチョット手間取るかもしれません。マスクをケースに入れるときはみ出したりカバーと挟み込みしないように気をつけてセットしないといけないです。操作は簡単で、日本語の大きい説明書を添付されて良いです。
医療従事者です。マスクをはずす時には保管場所に困ってましたが、除菌と乾燥までしてくれてすごく便利でしたので追加購入します。湿気の多い夏はもっと活躍しそうですね。
まとめ
現在、紫外線UV-Cはウィルスを死滅させる強力な道具として、注目されています。
その中で今回は、マスクの”除菌・脱臭”対策として、高い殺菌力がある「紫外線(UV-C)」を利用した医療機器メーカであるMEDIK製の「マスク除菌ケースver2」のレビューを詳しく紹介しました。
実際に使ってみて、コロナ禍では大変便利な除菌グッズであることがわかりました。
マスクも日中付けていればウィルスが付着するので基本は使いまわすことができませんが、紫外線UV-Cを使った除菌ケースに入れておくことで、安心して何度も使うことができますので、マスク不足の中で大幅な節約にもなります。
もちろん見た目の汚れなどの限度はあるので、数日毎に洗濯・日干しも織り交ぜて効率的に使うのがおすすめです。
・コロナウィルスの影響により紫外線UV-Cの優れた殺菌力により注目が高い
・UV-Cは直接皮膚や目に入ると人体にも害があるので取り扱いに注意
・インフルやノロなどのウィルスや細菌などDNAを持つあらゆる生物に効く
・手からスマホに付着するウィルスやマスクの除菌も簡単に可能
他にもおすすめマスクなどを発信しています。