「マイナポイント制度」も始まり、いよいよ今後のキャッシュレス決済の生き残りをかけた競争が激化しています。
マイナポイント制度はPayPayやクレジットカードなどと関連付けることで、最大で5000円までの還元を受けることができるという大変オトクな制度になっています。
今回は新たに開始された「マイナポイント制度」の概要とそのサービスをうけるための条件であるマイナンバーと関連付けられる「主要なキャッシュレス決済サービス(PayPay・楽天Pay・LINEPay・メルペイ・QUICPay)の比較」を行いました。
・マイナポイント制度の概要(還元を受けるための準備)
・マイナポイントと紐づけが可能な主要キャッシュレスサービスの比較
「PayPay」や「LINEPay」って名前は聞くけど使いやすいの?”更には”そもそも「何Pay」がオススメなの?”と疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃるかと思います。
私も始めはPayPayの100億円のキャッシュバックキャンペーンの時に初めて活用して、あまりの高還元率に感動したのを覚えています。
今は導入も随分進み、少し勢いが落ち着いてた感じです。去年の10月からは消費税も10%に増税され、同じ買い物をするにしても少しでも得をしたい!と考えている方も多いかと思います。
今回は、そんな方へも向けて「マイナポイント制度」と紐づけできる「Payサービス=キャッシュレス決済」に関する疑問を少しでも解消すべく「QRコード決済(Payサービス)」の徹底比較も解説します。
マイナポイントとは
マイナポイントはマイナンバーやキャッシュレス決済の普及促進を目的とした国の政策の一つです。
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などのキャッシュレス決済サービスとマイナンバーをひも付け、チャージまたは決済すると25%(最大5000円分)の還元が可能になります。
マイナポイントを還元を受けるためには?
マイナンバーカードの取得
マイナポイントを受け取るために”マイナンバーカード”と、同カード取得時に設定する数字”4桁の暗証番号”が必要になります。
マイナポイントの予約をする
マイナンバーカードを入手後にはスマートフォンや自治体が設置する支援窓口で、「マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)」が必要です。予約は現在受付中です。
キャッシュレス決済サービスを決める
スマートフォンのアプリで専用サイトにアクセスして、「PayPayや楽天Payなどのキャッシュレス決済サービス」を”1つだけ”選択し、マイナンバーカードを使って関連付けなければなりません。
関連付けしたキャッシュレス決済サービスでのチャージもしくは買い物をすることで、マイナポイントが付与されます。
ポイント還元期間:2020年9月〜2021年3月
PayPayでのチャージ方法は下記で解説しています。
QRコード決済とは?
QRコード決済は、「QRコード」や「バーコード」を読み取って決済する仕組みのものです。
QRコードの情報は専用のQRコードリーダーのほか、スマートフォン(スマホ)などに搭載されたカメラの画像処理機能で読み取ることができます。
バーコードを読み取る際の「レーザが不要」でスマホのカメラで手軽に読み取りができるのが最大の特徴です。
今はLINEの「友達になる機能」でもQRコードを使って読み込んだり身近なものになっていますね。
「PayPay」の使用は全て無料ですので、お得なうちにインストールしておきましょう。
主要なPayサービス一覧
全部ご紹介しても全部導入を検討する方はいないと思うので、今回は主要な5つのPayサービスに絞りました。
各社ポイント還元率について
PayPayは一時期100億円キャッシュバックとして、20%もの高還元率キャンペーンをやっていましたが、今は一部の決済方法を除くと”還元されません”のでご注意ください。
1.前月に100円以上の決済を50回以上行っていること。達成していれば、当月の通常還元率に0.5%加算される。対象は:PayPay残高かヤフーカードを使った決済のみ
2.前月の利用金額が10万円以上であること。達成すると通常還元率に0.5%加算される。
上記2つを満たすと、当月の通常還元率が1.5%になる。2000円の会計を50回繰り返すか、一度大きな買い物をした後に少額ずつ繰り返し使うか、条件を満たす方法はさまざま考えられます。
各社利用可能な店舗は大きな差は無し!
基本的には「主要なコンビニ,家電量販店,ドラッグストア」はどこも差はなく使える!
後発組のメルペイや楽天ペイも随時拡大中で今は各社大きな差はないと思っておいてOKです。
つまり、そもそもQRコード決済を導入しているお店であれば設定する項目を増やすだけですからね。どうしてもすぐに知りたい方は公式ホームページで最新情報を確認しましょう。
一部、居酒屋やスーパー、書店、アミューズメントパークに差はありますが、その際はクレジットカードを使い分ければ気にしなくて良いかと思います。
クレジット支払いはどこと提携可能?
PayPay :VISA/Master,Yahoo!カード
LINEPay :VISA/マスターカード,JCB,アメリカンエキスプレス
楽天ペイ :VISA/Master,楽天カード
メルペイ :非対応(銀行口座)
QUICPay :JCB,dカード
このように基本は「VISA」カード対応が多いですね。気になるPayサービスがある方は、必要に応じて新たに作らなくてはなりませんね。
支払いの利用額上限は?本人認識必要
「本人認証サービス認証済」の場合
私も以前本認証をせずにPayPayを使っていた際に5000円を超えてしまい、決済が出来ず理由もわからず戸惑った経験があります。
先日のユニクロの”PayPayキャンペーン”でもまだ本人認証が済んでないが5000円以上の買い物をして困っている様子も見かけました。
PayPayはクレジット会社との本人認証が済んでいない場合、月5000円までしか利用不可!
まだ本人認証が済んでいない方はこちらを参考に。
クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)とは?登録や利用方法など
結局どこがオススメのPay?
利用客が一番気にする「QRコード決済」のポイントは下記2点だと思います。
・利用店舗はどれくらいあるのか
・お得なクーポンやキャンペーンが多いか
現時点での利用店舗数については、今回紹介した各社に関しては私たちがよく利用するコンビニ、家電量販店、ドラッグストア等大きな差は無いと考えていいと思います。
時間が経てば対応店舗数はさらに増えていきます。
気になるポイント還元率ですが、現時点でポイント還元率が最も高いのはPayPayか楽天Payです。したがって、こちらをオススメします。
ただし、Payサービスは条件付きでの高還元率が付きものなので、利用する際にはよく調べて活用しましょう。
まとめ
・マイナポイント制度には”PayPay”がおすすめ
・PayPayで還元をうけるなら”ヤフーカード”か”PayPay残高支払い”で
・楽天ペイにするなら”携帯、カード、QR決済の全て統一”するとお得
「PayPayフリマ」はこちらで紹介しています。
話題の「PayPayモール」もこちらでご紹介しています。
節約におすすめな「 格安SIM」への乗り換え手順も解説しています。