活動量計としてスマートウォッチをお探しの方へ向けて、GARMIN(ガーミン)のスマートウォッチ(VIVOSMART4)がおすすめな理由を紹介したいと思います。
結論からいうと、VIVOSMART4は圧倒的な「軽さ・シンプルな操作・バッテリー機能」が秀逸です。なんといっても、装着時にストレスがないことはとても重要です。
ごつい時計が好きな方には向いてませんが、装着するのを忘れるくらいにシンプルなスマートウォッチを探している&毎日充電するのがとても面倒だと思っている方には自信をもっておすすめします。
「ストレスチェックやVO2MAX(血中酸素濃度)、BODY BATTERY」など多くの機能も備えており、実際に私もランニング時に愛用しているスマートウォッチです。
今回は、 活動量計として、スマートウォッチをお探しの方に向けて「VIVOSMART4」の基本スペックや実際に使ってみて気づいた点などを含めて、詳しく紹介します。
・装着感がよく、電池の持ちが良いおすすめスマートウォッチを探している
・GARMINの「VIVOSMART4」の購入を検討している
・他のスマートウォッチにはあまりない「ストレスチェック」や「VO2MAX」、「BODY BATTERY」機能の詳細を知りたい
GARMIN(ガーミン)vivosmart4の基本スペック
スマートウォッチ評価
おすすめ度
機能性
充電
防水性
vivosmart4 | vivosmart3(旧) | |
---|---|---|
サイズ | S(15×10.5×197mm),L(15×10.5×223mm) | S(18.5×9.8×197mm),L(18.5×9.8×223mm) |
重さ | S(16.4g),L(17.5g) | S(20.4g),L(21.5g) |
バンド長さ | S(122-189mm),L(148-215mm) | S(122-188mm),L(148-215mm) |
稼働時間 | MAX 7day | MAX 5day |
カラー | BLACK・BLUE・GLAY・MERLOT | BLACK・BLUE・PURPLE |
※充電はUSBケーブル
色は全4色で「BLACK・BLUE・GLAY・MERLOT」から選べます。私はもっとも汚れが目立たない「BLACK」を選びました。
vivosmart4はvivosmart3に対して、よりコンパクトになっています。なかでも重量は20gを下回っており、装着しているのに気づかないぐらいの感覚です。
コンパクトさは数多くのGARMINのスマートウォッチの中でもトップレベルです。
「VIVOSMART4」にはデメリットもあります。
・GPS機能が内蔵されていない
・画面が小さいので、アップルウォッチの様なイメージでは使えない
GARMINのVIVOSMART4は「GPS機能」が単体で内蔵されていません。しかし、iPhoneなどのスマホとGPSのリンク機能があるので、私は特に気になりませんでした。
会社の同僚にもGARMINの「GPS機能」が付属したモデルを所有している人を数人知っていますが、時折ログがおかしいこともあると言っていました。
VIVOSMART4単体では「GPS機能」はないものの、私のように必ず運動するときはスマホを持ち歩く方はリンクして使いましょう。
また、画面は小さいのでアップルウォッチのようなスマートウォッチを探している方には向いていません。
GARMIN VIVOSMART4には「GPS機能」が搭載されていません。その代わりに、携帯と連動(リンク)することで、GPS機能を補うことが可能です。
私の場合はスマホを置いて出かけることがまずないので、GPS機能は単体では無くても良かったため、特に使っていて、不自由はありません。
また、GPS機能が無い分、バッテリーの持ちは本当に秀逸です。最長「1週間」充電しなくてももつほどです。
VIVOSMART4で計測できる主な機能
「タイム・距離・カロリー・ペース(分/km)」スマホ連動で”GPS(位置情報)”もログが取れます。
「ステップ数・上昇下降階段数・カロリー・睡眠」数値はかなり正確です。
「心拍数・Body Battery・ストレス」
・上昇下降階数
・カロリー
・睡眠(レム・深い・浅い・非睡眠)
・心拍数
・ボディーバッテリー(BODY BATTERY)
・ストレスレベル
・VO2Max(最大酸素摂取量)
・「音楽」再生の操作(スマホと同期)
・ウォーキング/ランニング/筋トレ/水泳のアクティビティタイマー
VIVOSMART4の主な機能としては、一般的なスマートウォッチに標準搭載されている「心拍数」「ステップ数(歩数)」「消費カロリー」「睡眠チェック」の他に、「ボディバッテリー」「ストレスレベル」「VO2Max」が測定可能です。
また、スマートウォッチの方から「音楽」再生の操作がスマホと連動して可能です。私は普段ワイヤレスイヤホンを使っているので、曲飛ばしなどに活用しています。
VIVOSMART4には「光学式心拍計」も標準搭載
「心拍数」に関しては「光学式心拍計(緑のライト)」が搭載されているので、非常に精度の高い計測が可能です。ランニング用のウォッチとしては、必須機能の一つです。
ボディバッテリー(BODY BATTERY)機能
GARIMINのVIVOSMART4のおすすめ機能の一つに「BODY BATTERY」があげられます。こちらは「自分の体力」を数値で表してくれる機能です。
なかなか普段、客観的に自分の体力を数値で見れることってないですよね。そんな時には、「BODY BATTERY」が大活躍します。
私も平日仕事がある日に測定してみたところ、朝起きたときのBODY BATTERYが「100」あったのが、帰ってきて寝るときには「30」まで下がっていました。
睡眠をしっかりとると体力が回復するので、意識して睡眠をとろうと思えるのが良いです。このように常に体力のログを撮ってくれるのも面白い機能の一つです。
ストレスレベルチェック機能
活動前後のストレスレベル
GARMINの「ストレスレベル」のチェック機能もユーモアな機能の一つです。「休息」の時間の割合が多いほどストレスは少なくなります。
ストレスレベルが「休息」「低」「中」「高」と主に4つに分類されます。こちらも平日の仕事のある日にVIVOSMART4をつけて検証してみました。
朝起きた時点ではストレスレベルが「3」だったのが、上のように「33」まで上昇しました。
おそらくそこまでストレスレベルは高くないと判断していいとは思いますが、上のグラフをみると起きてからはずっとオレンジ色になっています。
つまり、休息=睡眠となるので、起きている時間が長ければ長いほど、ストレスレベルは徐々に上がっていく仕様になっています。
こちらも睡眠をとることによって解消されるので、いかに睡眠が大事かを意識させてくれます。
VO2Max(最大酸素摂取量)チェック
GARMINのVIVOSMART4にはVO2MAX(最大酸素摂取量)を測定する機能も搭載されています。1分間で体内に取り込む酸素量を計測してくれます。血中酸素をトラッキングすることで、疲労と回復のパラメータとなり、運動を続けるか休憩をとるかの判断を助けるなど、フィットネスのパフォーマンス向上やウェルネスライフのサポートをしてくれる優れた機能です。
男性の年齢別VO2MAX目安
年齢 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 |
---|---|---|---|---|---|---|
非常に優れている | 55.4 | 54 | 52.5 | 48.9 | 45.7 | 42.1 |
とても高い | 51.1 | 48.3 | 46.4 | 43.4 | 39.5 | 36.7 |
高い | 45.4 | 44 | 42.4 | 39.2 | 35.5 | 32.3 |
普通 | 41.7 | 40.5 | 38.5 | 35.6 | 32.3 | 29.4 |
VO2MAXの目安(男性)
女性の年齢別VO2MAX目安
年齢 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 |
---|---|---|---|---|---|---|
非常に優れている | 49.6 | 47.4 | 45.3 | 41.1 | 37.8 | 36.7 |
とても高い | 43.9 | 42.4 | 39.7 | 36.7 | 33 | 30.9 |
高い | 39.5 | 37.8 | 36.3 | 33 | 30 | 28.1 |
標準 | 36.1 | 34.4 | 33 | 30.1 | 27.5 | 25.9 |
VO2MAXの目安(女性)
上のようにVO2MAXは「年齢」「性別」ごとに4段階で評価されます。
ただし、日本ではVO2の測定が禁止されており、アプリ上では表示されません。私が今回購入したVIVOSMART4は海外製輸入盤なので、VO2の測定が可能になっています。
VO2MAXは数値が大きいほど、最大酸素摂取能力が高く、ランの能力も高いと言えます。私も測定してみたところ「50 Excellent(非常に優れている)」と計測されました。
ちなみにマラソンのトップランナーの一人である山内選手のVO2MAXは「70~80」という驚異的な数値になっているとのことです。
最近は子育てやコロナの影響もあり、趣味の山登りにも行けていないので、すっかり体力は落ちているので、数値は悪くなく少し安心しました。
VO2MAXの計測で、最大酸素摂取能力も確認できる!
【「血中酸素トラッキング」機能への対応】
— GarminJP (@GarminJP) April 7, 2021
4月下旬以降に対象のウェアラブルデバイスでのを順次開始いたします。*本機能は自己診断又は医師への相談をはじめとする医学的な使用を意図するものではなく、疾病の治療、診断、予防を目的とした医療機器ではありません。https://t.co/mxkUu0rOlI pic.twitter.com/Q5ODdhogFf
>>ガーミンのスマートウォッチ、血中酸素トラッキング機能に対応 - 家電 Watch
日本版でも「血中酸素濃度(VO2MAX)」が測定できるように随時アップデートされます。もちろん、VIVOSMART4も対象です!嬉しいニュースですね。
ただし、ヘルスケア商品ではありますが、医療機器ではないので、参考程度に使用されることを推奨します。
GARMINの初期設定の流れ
初期設定はスマホのアプリから可能になっています。まずはGARMIN CONNECT MOBILEアプリをインストールしましょう。
インストールが完了し、アプリを立ち上げると「身長・体重・表示設定・利き腕・起床時間・就寝時間・VIVOSMART4とスマホのリンク」などの設定を順に行います。
だいたい所要時間としては「5分」程度で完了します。
初期設定は「5分」程度で初心者でもシンプルに設定可能
私が「VIVOSMART4」に決めた5つの理由
②バッテリーの持ちが長い(最長7日間)
③操作は最低限で「シンプル」に使える
④時計っぽくなく、アクセサリーのようでオシャレ
⑤ストレス度・BODY BATTERY・VO2MAX計測などの付加価値が魅力
VIVOSMART4は必要な機能はしっかり兼ね備え、余分な機能などを排除した至ってシンプルなスマートウォッチです。
私にとっては「シンプルさ」が一番の魅力でした。私は普段、時計をほとんどつける習慣がありません。
VIVOSMART4のように圧倒的に軽く、装着感によるストレスを感じないというのはとても魅力的でした。さらに、画面は小さいのでアップルウォッチのような多機能はありません。
多機能を使いたい場合は画面の大きいスマホを使えばいいので、スマートウォッチでメールやアプリやら必要以上に機能を兼ね備える必要は無いと思っています。
VIVOSMARTは見た目が時計っぽくなくシンプルでオシャレという点でも高評価です。
バッテリーの持ちも重要なポイントの一つです。VIVOSMART4は最長でバッテリーが「1週間」も持ちます。参考までにアップルウォッチは最新機種でも長くても2~3日が限界です。
ストレス度・BODY BATTERY・VO2MAX計測などの付加価値も魅力的です。特に「睡眠」や「運動」へのモチベーション(意識)が大幅に高まりました。
以上のことから、VIVOSMART4は活動量計として、スマートウォッチをお探しの方にぜひおすすめしたいモデルです。
おすすめ「皇居ラン」のプランニングも紹介しています。