今回は本職がスピーカー設計者である私が実際に使っているワイヤレスイヤホンの中から2023年の価格別(ロー・ミドル・ハイ)で人気のおすすめワイヤレスイヤホンを徹底紹介していきます。
最近は街中でワイヤレスイヤホンを付けている人を見かける機会が急増しました。
Bluetoothの規格・チップの性能もどんどんとあがり、音飛びもせず途切れずに音楽を楽しめるようになってきたことが理由として挙げられます。
ワイヤレスだと有線イヤホンのようにポケットやカバンから取り出すたびに絡まったコードを直す作業も不要で、カバンに引っ掛けられたり、断線することもなく、とても便利です。
さらにコロナ禍でマスクをしながら音楽を聴く人にとっては、マスクの紐を気にする必要がないので、ワイヤレスイヤホンは必須アイテムの一つになっています。
しかし価格はピンからキリまであり、それぞれの性能やどんな製品を選べばいいのかわかりにくなっているのもまた事実です。
そこで、イヤホンを選ぶポイントや実際に多数の商品レビューしている”本職がスピーカー設計者”である私がランキング形式でおすすめ製品を紹介していきます。
- ワイヤレスイヤホンの選び方
- 「音質」は価格に比例するとは限らない
- 人気おすすめワイヤレスイヤホン
- 予算2万円以上で買えるコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン8選
- 予算1万円前後で買えるコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン8選
- 予算5,000円のコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン
・ワイヤレスイヤホンの購入を検討中の方
・予算にあわせて価格帯別でおすすめのイヤホンを知りたい
・スピーカー設計者はイヤホンのどこに着目するの?を知りたい
※今回はワイヤレスイヤホンの選び方から解説しているので、手っ取り早くおすすめを知りたい方はこちらからまとめに飛べます。
ワイヤレスイヤホンの選び方
②音質(ドライバー・音声コーデック(AAC・SBS・aptX・aptX adaptive))
③使い勝手や性能(防水・防滴(IPX4・5・7)、ノイズキャンセリング有無)
④連続再生時間
⑤イコライザー機能有無
⑥装着感
⑦価格(コストパフォーマンス)
通信接続の安定性(Bluetooth)
ワイヤレスイヤホンではBluetoothを使って、電波を飛ばしてイヤホンに音を伝えている為、音飛びや音途切れを起こすことがあります。
基本的にはBluetooth規格がより最新の規格であればあるほど途切れにくいです。
Bluetooth規格のバーションは現在まででBluetooth 5.2まであります。少なくともBluetooth 4.2以上を選びましょう。現在、ほぼ8割以上のイヤホンがBluetooth5.0以上になっています。
ほとんどすべての完全ワイヤレスイヤホンは、スマホから左右のイヤホンどちらかで電波を受信し、それをもう片方のイヤホンに転送するという方法が採用されています。
つまり、左右のイヤホン間でも無線接続が必要となるのですが、最近注目されている技術にNFMI通信があります。
NFMI(Near Field Magnetic Induction)は、NXPセミコンダクターズ社が開発した近距離磁気誘導技術です。
NFMI通信は10MHzの周波数を使うことで、一般的にBluetooth等で使われる2.4GHz帯の電波に比べて人の体などに電波が吸収されにくいため、音飛びや音途切れを起こしにくいです。
ただし、動画を見ない人や、音ゲーをやらない人にとっては遅延はそこまで気にならないかと思います。
コーディックによる圧縮・音質の違い
SBC:音楽視聴の“標準”コーデック
AAC:圧縮率は同じで“高音質”なコーデック
aptX:圧縮率少なめで“もっと高音質”なコーデック
aptX HD:ハイレゾ対応の“超高音質”なコーデック
aptX Adaptive:高音質のaptX HDや低遅延のaptX LLなどを統一化し、環境に応じて転送時のビットレートを自動可変しながら伝送するようにしたコーデック
LDAC:ハイレゾ対応の“神音質”なコーデック
今回採用されているaptXは”ハイレゾ以外で最も高音質なコーディック”といえます。
音声コーディックについては、Androidユーザの方へは低遅延・高音質な「aptX」対応をおすすめします。Appleユーザーはそもそも「aptX」非対応なので、「AAC」対応のイヤホンを選びましょう。
振動板の材料と形状が「音質」の8割を決める!
主にイヤホンに搭載されているドライバーと対応コーデックが音質を決めます。中でも、コーディック以上に音質を最も左右する要因は音の心臓部分をつかさどる「振動板の材料」と「形状」です。
音質的におすすめの仕様は複合振動板&BA・DDのハイブリッド構造
音質を大きく左右する振動板の材料ですが、私のお勧めは「紙+PU」の組み合わせです。
単層フィルムの「PET」「PEN」は耳に刺さりやすい高域が刺さる音が多い印象です。もちろん形状の工夫でいい音をだすイヤホンもありますが、歪が高くなりやすく調整が難しいという点があります。
ただし、振動板についてはメーカーさんによっては明記されていないので判断が難しい部分はあります。
「音質が気になるけどいちいち聞きに行く暇は無いよ!」って方はぜひ私の実機レビューを参考にしていただけると幸いです。振動板の材料情報が公開されているイヤホンは必ず明記するようにしています。
また、低音感を重視したいなら「振動板(ドライバー)の大きさ」も重要です。低域重視ならドライバーサイズは大きいものを選びましょう。サイズが大きいほど共振周波数が下げられ原理的に低域を出すのがカンタンだからです。
ワイヤレスイヤホンで目安として大きいドライバー口径は「φ10mm」以上です。ドライバー口径が「φ10mm」以上のイヤホンはほとんど見たことがありません。
また、ダイナミック型よりも高い出力が出せるのがバランスドアーマチュア型(BA型)と呼ばれるもので、中音域から高音域の表現力が高く原音に忠実で粒度の高い音質が特長です。
高価格なハイエンドモデルでBA型が採用されていることが多いですが、低域が物足りなくなるので、AnkerのSoundcore Liberty 3 Proのようにダイナミック型と組み合わせたハイブリッド構造を採用しているモデルもあります。
・バランスドアーマチュア型(BA型)&ダイナミック型のハイブリッド構造がおすすめ。
音質に関して「歪感(THD)」はとても大切
THDという言葉を聞いて理解できる人はどれだけいるのでしょうか。おそらくよっぽどのオーディオマニアか専門の人でなければ意識する人はほとんどいないと思います。でも「歪」って言葉は聞きますよね。THDは歪を数値化し、定量的に評価できるようにした指標です。
例えば「こもる」という表現は音の分離度が良くない=楽器が混ざって聞こえるので基本は音質は良くない傾向で、「歪(THD)が高い」ことが原因です。
「歪感(THDレベル)が高いか低いか」については実機レビューに書かれている(私の記事にはさりげなく書いています)ことが多いのでそこはチェックする価値ありです。
私個人の好みとして”歪が少ないワイヤレスイヤホン”に関しては今のところ「ゼンハイザー製のイヤホンCX400BT」がおすすめです。
というのも実際に聞いてみて他のイヤホンとの違いがはっきり分かり、スペックにも「THD(歪)」の特性を明記しているのはゼンハイザーぐらいです。スペックを詳しく見てみると面白いですよ。
現在では、同じ振動板を採用し、ノイキャン機能もプラスした「CX Plus TrueWireless」も1万円代という価格帯で新発売されていますので、そちらもおすすめです。
以下で「CX Plus TrueWireless」の実機レビューをしています。スペック比較表も細かくまとめたので、ゼンハイザーの過去機種との違いからコスパの良さも納得していただけるかと思います。
・歪=こもるに近い表現で、歪が高いとノイズの多いラジオっぽい音質になります。
使い勝手・その他性能 (防水防塵、ノイズキャンセリングなど)
機能としては、いろいろありますが、主に「連続再生時間」「防水機能」「ノイズキャンセリング機能」が必要かを決めましょう。
防水機能に関しては、意外と安い価格帯でもIPX7程度のお風呂で聞いたり、洗濯しても問題ないイヤホンは結構たくさんあります。
ワイヤレスイヤホンの価格は「ノイキャン」「イコライザー」の有無で大きく変わる
中でも予算を大きく左右する機能としては「ノイズキャンセリング(ノイキャン)機能」です。
優れた「ノイズキャンセリング機能」が欲しいという方は「AirPods」や「SONY WF-1000XM」などの2万円以上の予算が必要となります。
ただし、例外があるように遊び程度の性能でイイもしくは電車のアナウンスは聞き逃したくないから適度のノイキャン機能がほしいという方であれば安いと5000円程度の価格帯でもあります。
「ノイキャン」ほどの予算は無いけど、耳栓のような外音をシャットアウトできるイヤホンがイイという人は「カナル型」のイヤホンを選びましょう。
カナル型のイヤホンは密閉感が高いため長時間の装着は疲れるという方もいますが、”低音”が強調され、外音も軽減できるというメリットもあります。
また、アプリで音質調整のできる「イコライザー機能」も値段が高くなる傾向があります。イコライザー機能を優先する方は「SONY」製がおすすめです。
「音質」は価格に比例するとは限らない
結論から言うと「音質」は価格に比例しにくいといっていいでしょう。
なぜなら音質は振動板の形状や磁気回路の最適化、振幅の対称性など多くの要因から決定されます。
いくら優れた素材・材料を使っても歪が多ければ音のクリアさは失われるし、振動板材料の素材が硬すぎれば低域が出ないし、柔らかすぎれば高域がでません。
音の心臓部分となるドライバーの設計次第で音質は変わります。ドライバー構造は設計者の腕が最も試される部分になります。
また一方で、人の耳の形や感じ方は十人十色です。私も10年以上スピーカー設計者として様々な音質評価をしてきましたが最も評価に差がでると実感しています。
ただし、音の出方(低域感があるや高域が刺さる)など音圧の周波数特性上の評価は一致していても好みはまた別の話です。
極端なことを言えば、イヤホンも人との出会いと一緒です。人に置き換えれば、身長が高い人が好きな人もいれば、小さい人の方が好きな人もいます。
音であればフラットな音が好きな人もいれば、ドンシャリが好きな人もいます。
とはいえ、私が20機種以上のワイヤレスイヤホンをレビューしてきた限りでは、開発費用をかけている値段の高いイヤホンは数千円のイヤホンと比べれば本気度が違うので結果的には値段が高いイヤホンの方がいい音質であることが多いのは間違いありません。
まずはじめは値段はあまり気にしすぎず色々な音質を試してみて、自分にとって好きな音の傾向をつかんでいくと良いと思います。
人気おすすめワイヤレスイヤホン
特に最近のiphoneではイヤホンジャックが廃止されており、iPhoneユーザにとって音楽を楽しむ上でワイヤレスイヤホンは必須アイテムとなっています。
アップルからはAirPods Proという片耳同士が独立したタイプのワイヤレスイヤホンが発売され、高性能ノイズキャンセリングに対応していることで人気を集めています。
ソニー・Bose、beats(ビーツ)やSENNHEISER(ゼンハイザー)などのオーディオメーカーからもこぞってワイヤレスイヤホンやヘッドフォンが新登場しています。
ただ、いざ購入しようとAmazon等ショッピングサイトをのぞいてみると、アンカーやサウンドピーツ(SoundPeats)など安価なモデルから高価格の高音質モデル、さらにはagなど高コスパのイヤホンまで数多くのワイヤレスイヤホンがあります。
それだけ多くのBluetooth接続ワイヤレスイヤホンが紹介されていると、いざ購入する場合にどれを選んでよいか迷ってしまうという人が多いのが現状です。
そこで今回は、実際に多数の商品レビューしている本職がスピーカー設計者である私が価格別でおすすめ製品を紹介していきます。
今回はがっつり実際に商品を使ったうえで、おすすめイヤホンをまとめました。
あわせて実機レビューも紹介してますので、じっくり選んでいただければ幸いです。
予算2万円以上で買えるコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン8選
APPLE AirPods Pro
AirPods Proは低音感あり、音の分離も優れた音質・どんな環境でも音切れの無い安定した通信・周りの音を遮断する優れたノイズキャンセルという点からも最高峰の性能を有しているイヤホンです。
約3万円という決して安い買い物ではありませんが、その分十分満足できる妥協の無い性能となっています。
私自身、今まで仕事柄、何十本もの他社製のベンチマークをしてきましたが「Airpods Pro」は他のイヤホンと比べると別格(特にノイキャン機能)だなと一瞬聴いてすぐ分かりました。
AirPodsがあれば無音世界に浸ることができ、外出先では外音取り込み機能で安全に周囲を気にすることも自由にできます。
ワンランク上の快適な音楽ライフを実現したいと思っている人に「Airpods Pro」はぜひおすすめしたいBluetoothイヤホンの一つです。
以下で詳しく「AirPods Pro」の実機レビューをしています。
APPLE AirPods with Wireless Charging Case
高度なセンサーを搭載しており、耳に付けるだけで音楽を再生、外すだけで一時停止など。わざわざスイッチを押すこともわずらわせないようなスマートな一台です。
AirPodsの音質はAppleらしい音で、すごく良いというより、慣れた安心の音です。
AirPods Pro同様に全モデルのAirPodsもいまだに根強い人気があります。大きな違いはインナーイヤー型であるので、耳疲れがしにくいという点があげられます。
また、ワイヤレス充電にも対応しており、置くだけで正直に楽です。ケーブルを繋げるストレスから解放です。
特にiphoneやipadなどApple製品をよく使う方には相性が良くAirpods Proよりも値段も安いのでおすすめです。
Devialet「GEMINI」
・コンサートホールで生演奏を聴いてるような包み込まれる音質
ノイズキャンセリング機能&外音取り込み機能が素晴らしい
・イコライザー機能で様々なシーンに合わせた音質調整ができる!
・高級感&光沢感のある外観がとにかくオシャレ
「GEMINI」は音質面・ノイズキャンセリング機能(外音取り込み機能)・イコライザー機能全てにおいてハイレベルな仕上がりになっており、高値ということを除いて、非常に満足度の高いワイヤレスイヤホンのハイエンドモデルです。
Appleの「AirPods Pro」は3万580円、SONY(ソニー)の「WF-1000XM4」は3万3000円なのに対して、「GEMINI」は定価4万円を超えるので、まさにハイエンド向けの高級ワイヤレスイヤホンです。私のワイヤレスイヤホンレビュー史上でも最高額です。
音質面では私も様々なワイヤレスイヤホンをレビューした中でも、「音の広がり感・立体感」が群を抜いて優れており、予算を考慮せずに選ぶなら即買いレベルのクオリティになっていました。
CX Plus Truewireless
本機種はCX400BTをベースとしたCX TrueWirelessにノイキャン機能をプラスし、AptX adaptiveなどにも対応したハイスペックの上位互換イヤホン。
VGPアワード2019Summer and 2020で金賞を連続受賞した「MOMENTUM True Wireless 2」にも迫るスペックと音質を両立したベストバイモデルになります。
イヤホン・ヘッドホン ランキング by「フジヤエービック」2021年10月2日までの2週間集計データでも「CX Plus TrueWireless」が1位を獲得しています。
ゼンハイザー至上の中でもハイエンドモデルを最大限の企業努力で低価格帯を実現した間違いなく最強コスパモデルです!!”脱ワイヤレスイヤホン初心者”向けになります。
以下で詳しく「CX Plus TrueWireless」のレビューを紹介しています。
Anker Soundcore Liberty 3 Pro
Ankerの最高音質の完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方は迷わずSoundcore Liberty 3 Proを買って満足度は十分得られるでしょう。
他社ではない充実したアプリ機能をはじめとし、同軸のバランスドアーマチュア型とダイナミック型のハイブリット型を採用することで音質、性能、使いやすさは間違いありません。
なかでもノイズキャンセリング機能はとても優秀で、騒音をカットできるだけでなくマルチポイントで端末の切り替えがスムーズで使いやすいです。マイク性能もとても優れており、LINE電話やオンライン会議のイヤホンとしても使えます。
以下でSoundcore Liberty 3 Proの実機レビューをしています。
SONY(ソニー) ノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM
さらに再生時間も最大24時間なので、外出時も安心です。
さらにノイズキャンセリング機能付なので、外部の音はシャットアウトです!音楽に集中できる贅沢なBluetoothイヤホンです。
周りの音を完全に遮断するので、外部の雑音を一切気にすることなく、作業に集中して、音楽を楽しみたい方におすすめします。
SENNHEISER(ゼンハイザー) MOMENTUM True Wireless 2
「MOMENTUM True Wireless2」は、VGPアワード2019Summer and 2020で金賞を連続受賞した前モデルから、第二世代に進化した独自開発の低歪の7mmのダイナミックドライバーを搭載しています。クラシック音楽ととても相性がよく、音の分離が良いので細かい楽器が聞き分けられるほどの音質に仕上がっています。
「音質面・音の途切れにくさ・タッチ操作の快適性」を重視する方へぜひおすすめしたいワイヤレスイヤホンになります。
Bose SoundSport Free wireless headphones 完全ワイヤレスイヤホン
本体重量:18g
対応コーデック:SBC・AAC
Bluetoothのバージョン:記載なし
ノイズキャンセリング機能:☓
連続再生時間:5時間
防水:◯(IPX4)
充電方法:USB充電ケーブル、充電式収納ケース
更に装着感。これはトゥルーワイヤレスで最重要なポイント だと思いますが、激しい運動をしても落ちないんです!
もちろん防水機能付きでIPX4対応なので安心ですよ。 また、『イヤホンを探す』機能。イヤホンが最後にペアリングした場所を教え てくれたり、イヤホンから音を出すこともできるので 『部屋が散らかっててなくしちゃた』という方も安心です。
簡単に耳からはポロっと外れないので、スポーツに集中しながらクリアな音質で音楽を聴きたい方におすすめです。
HIFIMAN TWS800
⇒数十時間のエージングはしっかりしましょう。事前のエージングをすることで、「低音感」が増します。
②メタリックで高級感ある外観
③豊富なイヤピースで「低音」「フィット感」の調整が自由自在
Jabra Elite 75t
・イコライザーによる音質調整
・サウンドスケープ(波の音など様々な環境音を流すことができる)
・イヤホンを紛失したときに、最後にスマホと接続した場所を確認する
全体的なバランスとしては、低音が強めなので、低音重視の人に特におすすめです。かなりの重低音まで沈み込み、量感もたっぷりです。個人的には、ボリュームを大きくしたときは、低音が出すぎと感じるくらいです。高音の伸びやクリアさは特筆するほどではありませんが、逆に言うと、耳に刺さるようなきつい音でもありません。耳穴にすっぽりとはまり込むような絶妙な形状で、装着感は非常に良好です。
予算1万円前後で買えるコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン8選
Soundcore Life P3
・イヤホンタイプ : カナル型
・充電コネクター:Type-C
・Bluetoothバージョン : Bluetooth 5
・対応コーデック : AAC,SBC
・対応プロファイル:AVRCP,A2DP,HSP,HFP
・充電時間 : 3時間
・再生時間 :
■通常モード:最大7時間(イヤホン本体のみ) / 最大35時間(充電ケース使用時)
■ノイズキャンセリングモード:最大6時間(イヤホン本体のみ) / 最大30時間(充電ケース使用時)
■外音取り込みモード:最大6時間(イヤホン本体のみ) / 最大30時間(充電ケース使用時)
・防水:IPX5
アンカー・ジャパンと言えば今や知らない人はいないぐらいの有名メーカーで、Ankerブランドではモバイルバッテリーが大人気ですが、実はアンカー・ジャパンのサブブランドである”Soundcore(サウンドコア)”のワイヤレスイヤホンも凄いんです!
中でも、PシリーズはAmazonで売れ筋ランキング1位を獲得した大人気モデルです。本モデルもAmazonで☆4.5という圧倒的な高評価です。
注目すべきは、Soundcoreアプリ連動による「ウルトラノイズキャンセリング機能・外音取り込み機能・イコライザー調整」になります。
今まで20商品以上のワイヤレスイヤホンを試してきましたが、ここまでこだわり抜いてる優秀なアプリケーションは見たことがありません。完成度がとても高いです。
さらに、新機能である”ゲーミングモード”と”イヤホン探索機能”、”防水(IPX5)”に対応しているという、思い付く機能は全ててんこ盛りにした肉マシマシのワイヤレスイヤホンに仕上がっています。
SENNHEISER(ゼンハイザー) CX400BT
「CX 400BT True Wireless」は2020年4月に発売された「MOMENTUM True Wireless 2」からノイキャンなどの音質面以外の機能を削ぎ落すことによって、23,500円(税込)で、MOMENTUMと比べて、1万円以上も安いイヤホンになっています。Amazonでの評価も☆4.5以上の高評価となっています。
「MOMENTUM True Wireless2」は、VGPアワード2019Summer and 2020で金賞を連続受賞した前モデルから、第二世代に進化したモデルになります。CX 400BTにはMOMENTUMと同じ独自開発の7mmのダイナミックドライバーを搭載しています。
SONY WF-XB700
・通信方式:Bluetooth5.0
・コーデック:SBC/AAC
・最大連続再生時間 (イヤホン単体):9時間
・防水性能:IPX5
・USB:Type-C
・アクティブノイズキャンセリング:非対応
・外音取り込み機能:非対応
・付属品:充電ケーブル(USB , ユーザーマニュアル, イヤーピース( S, M, L )
・「EXTRA BASS」を採用し圧倒的な迫力と臨場感でロックなどの低音が重要な曲では特に相性が良い
・左右同時転送で高い接続安定性
・IPX4の防滴仕様
・1日使えるロングバッテリー
MPOW M7 ANC
・通信方式:Bluetooth 5.2
・コーデック:SBC/AAC/aptX/aptXAdaptive
・プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
・最大連続再生時間 (ANC ON):6 時間/24時間(ケース込)
・最大連続再生時間 (ANC OFF):8 時間/32時間(ケース込)
・アクティブノイズキャンセリング:フィードフォワード(FF)式
・通話用ノイズキャンセリング:cVc 8.0 通話用ダブルマイク
・アンビエントモード(外音取り込み機能):搭載
・接続方式:左右独立伝送方式 TrueWireless™ Mirroring 対応
・防水性能:防滴加工 (イヤホン本体)
・ドライバー:φ 6 mm ダイナミック型ドライバー
・USB:Type-C
・重量イヤホン本体片側約5g/充電ケース 約 36.1 g
Amazonでアンダー1万円台でノイズキャンセリング機能付のワイヤレスイヤホンがつくのはかなりの高コスパといえます。
完全な静寂とまではいかないもののしっかりと効果も感じられるレベルで使える性能になっています。
また、外音取り込み機能がとても「自然」なことに驚きました。結構、メーカーによっては高周波の風切り音が目立つモノも多い中で、違和感を感じさせません。
さらに、コーディックも高音質の「AptX Adaptive」まで対応しています。
全体的に「音質」「外観」「ノイキャン」という三本柱に力を入れている印象でした。
AVIOT TE-BD21f(ピヤホン)”ピエール中野”おすすめイヤホン
いわゆる”ピヤホン”とも言われています。迷ったらこれにしておけば間違いないと思います。
低価格帯のイヤホンと比べて圧倒的に音の分離が良いので、リラックスして高音質な音楽を堪能することができます。
EarFun Air Pro
・通信方式:Bluetooth5.0
・コーデック:SBC/AAC
・最大連続再生時間 (イヤホン単体):9時間
・最大合計再生時間 (ケース併用時):32 時間
・防水性能:IPX5
・USB:Type-C
・アクティブノイズキャンセリング:対応
・外音取り込み機能:対応
・ドライバー:φ10mmダイナミック型
・付属品:充電ケーブル(USB , ユーザーマニュアル, イヤーピース( S, M, L )
・梱包サイズ:14.9 x 10.8 x 4.7 cm; 220 g
「CES 2020 イノベーションアワード」の賞を獲得するなど音質とコスパに優れる「EarFun」初のANC対応完全ワイヤレスイヤホンです。
特筆すべきは高コスパの”ノイキャン性能”です。アンダー1万円にもかかわらず、1万円クラス以上の同価格帯では業界最高クラスのレベルで”最大38db低減”となっています。ノイズキャンセリング時にホワイトノイズは抑えられています。
「音質面」はKingGnuや米津玄師、ヨルシカ、YOASOBI、ずとまよと色々聞きましたが、少し低域よりではあるものの、中・高音もバランス良く鳴っています。特にベース(エレキ系)の音は分離してよく聞こえ心地よいです。
以下で詳しく「EarFun Air Pro」の実機レビューを紹介しています。
Taotronics SoundLiberty94
SoundLiberty94は1万円以下で「アクティブノイズキャンセル(ANC)・左右同時伝送・外音取り込みを実現」している発売時点で唯一と言っていい完全ワイヤレスイヤホンになります。
しかも、昨今のコロナ禍では、都内の電車は窓を開けていることが多く、トンネル内を走行するときに大きな騒音も発生します。
そんな時にもこのSoundLiberty94のノイズキャンセル機能をONにすることで、電車内の騒音が大幅に軽減されました。
また、外部音取り込み機能を使えば、市街地で歩いている際に車が背後から迫ってきてもしっかり音を聴きとることが出来るおすすめワイヤレスイヤホンです。
アンダー1万円でおすすめなTaotrinicsのノイキャン機能付きワイヤレスイヤホン「SoundLiberty94」に関して、実機レビューしています。
JBL UA SPORT WIRELESS FLASH アンダーアーマー
ag TWS04K
①見た目が可愛いだけでなく,「final」監修で透明感のあるクリアなボーカルと、十分な低音感を両立したサウンド。
②途切れにくく高音質なaptX™対応
③濡らしても安心の防水性能と音質を両立
④最大180時間の音楽再生
⑤モバイルバッテリー機能付き(2600mA)
⑥最高の装着感
予算5,000円のコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン
EarFun Air
通信方式:Bluetooth5.0
コーデック:SBC/AAC
最大連続再生時間 (イヤホン単体):7時間
最大合計再生時間 (ケース併用時):35 時間
防水性能:IPX7
USB:Type-C
ワイヤレス充電:対応
ドライバー:φ6mmダイナミック型
振動板:PEEK+PU
付属品:充電ケーブル(USB , ユーザーマニュアル, イヤーピース( S, M, L )
保証期間:18時間
①振動板に「PEEK+PU」を採用し、高音質!
②耳への装着検出機能がめっちゃ便利
③ワイヤレスイヤホンでは防水最高水準の「IPX7」対応
④ワイヤレス充電対応
⑤通話機能もクリア(マイク4つ付属)
⑥フィット感が良いのでスポーツ用としてもおすすめ
「EarFun Air」はInnovation Award Honorees - CES 2021やiFデザインアワード2020、そして What Hi-Fi?Award 2020など数々の国際的な賞を受賞し、世界的にも認められているワイヤレスイヤホンです。
Amazonでの評価も☆4.3越えの高評価の実力派イヤホンです。
ag TWS03R
通信方式:Bluetooth5.0
コーデック:SBC/AAC
最大連続再生時間 :5時間
最大合計再生時間 (ケース併用時):17時間
充電時間:1.5時間
USB:Type-C
ドライバー:ダイナミック型
付属品:充電ケーブル(USB , マニュアル, イヤーピース( SS,S,M,L,LL )
SoundPeats(サウンドピーツ)「Air3」
「Air3」はVGP 2021 ECコスパ大賞・部門金賞に輝く「TrueAir2」をベースとし、φ14.2mmバイオセルロース振動板に改良し、チューニングを加えたモデルになります。
結論から言うと、「Air3」は「TrueAir2」の音質や機能面をグレードアップしつつ、ブランド史上最も小型化し、コンパクト性を高めたモデルになります。
機能はアップしても約5千円と値段はアップしていないので、お財布にも優しいワイヤレスイヤホンです。
また、耳を圧迫しないストレスフリーなインナーイヤータイプを採用することで長時間装着しても耳が痛くなりません。
さらに、Appleの純正付属イヤホンからAirPodsに至るまで採用され続けている”バイオセルロース振動板”が「Air3」でも引き継がれ、低歪でクリアな音質に仕上がっています。
ag TWS07R
カラー:黒 / 紫 / クリームの3色
通信方式:Bluetooth5.0
コーデック:SBC/AAC
最大連続再生時間 :5時間
最大合計再生時間 (ケース併用時):70時間
充電時間:2時間
防水性能:無し
USB:Type-C
ドライバー:ダイナミック型
付属品:充電ケーブル(USB , マニュアル, イヤーピース( SS,S,M,L,LL )
「TWS07R」は見た目は”粉雪塗装”でシンプルかつオシャレで、音質は”耳に程よい重低音”と”分離が良い中音域を両立したサウンド”にしあがっているワイヤレス初心者におすすめな入門機イヤホンになっています。
さらに、「ワイヤレス充電」に対応していたり、ポロっと落下しにくいケースもついており、日本メーカならではの心遣いが随所に感じられる完成度の高いワイヤレスイヤホンになっています。
①「aptX」非対応だと感じさせない適度な低音感と音の分離の良いクリアな中域を両立したサウンド。
②見た目がシンプルでオシャレ
③粉雪塗装で”紫カラー”のイヤホンは「TWS07R」だけ!
④ワイヤレス充電対応
以下で新発売「TWS07R」の実機レビューを紹介しています。
ag TWS08R
カラー:BLACK / BLUE / CREAMの3色
通信方式:Bluetooth5.0
コーデック:SBC/AAC/aptX
最大連続再生時間 :7時間
最大合計再生時間 (ケース併用時):28時間
充電時間:2時間
防水性能:IPX4
USB:Type-C
ドライバー:ダイナミック型
付属品:充電ケーブル(USB , マニュアル, イヤーピース( SS,S,M,L,LL )
①見た目がオシャレなだけでなく,「final」監修で透明感のあるクリアなボーカルと、低音感を両立したサウンド。肉声に近い、モニター向き音質。
②途切れにくく高音質なaptX™対応
③防水性能IPX4と音質を両立
④最高の装着感
「TWS08R」は愛着の持てる可愛らしい見た目でアクセサリーとして楽しめるだけでなく、適度な重低音にクリアで伸びやかな音質に仕上がっており、とても聞き疲れしにくい音質になっています。
「かわいい・音質が良い・安い」の三拍子揃ったワイヤレスイヤホンといっても過言ではありません。さらにagならではの落ちないイヤホンとしても優秀です。
以下で新発売「ag TWS08R」の実機レビューを紹介しています。
Anker Soundcore Life
・聴き疲れしない、インナーイヤー型
・知名度も高い「Anker」製品
・”防水機能(IPX7)”もついてる
・充電器から取り出すだけで”自動ペアリング”
・外出時の電池切れの心配なし、イヤホン単体で7時間の長時間再生
Mpow M30
・「低音」がよく鳴っているので、ロックが心地良い
・低価格帯の割に人込みの中でも音楽がほとんど途切れない
・とにかくコスパが良い
・”防水機能(IPX7)”もついてる
・見た目がオシャレ
Mpow 「M30」は以下の記事でもくわしくレビューをしています。
SoundPeats Sonic Pro
・防水対応(IPX5)
・ロングバッテリー(連続再生時間15時間)
・AptX adaptive&ゲームモード搭載で通信が途切れず、低遅延&高音質
・ワイヤレス充電にも対応!
「Sonic Pro」はAmazonでの評価も4.5を超えており、「VGP2021 SUMMER "コスパ大賞&金賞"W受賞」のバランスドアーマチュア(BA型)を2基搭載したワイヤレスイヤホンになります。
結論から言うと、音質面(デュアルBA型)、外観含めてこれはズバリおすすめです。
バランスドアーマチュア型は元々、微かな音も逃さず捉える”補聴器”用途に使われていたこともあり広帯域で明瞭な特性を持っています。
EarFun Free Pro
コーデック:SBC/AAC
最大連続再生時間 (ノーマルモード):7時間
最大連続再生時間 (ANCモード):6時間
最大合計再生時間 (ケース併用時):27 時間
防水性能:IPX5
USB:Type-C
アクティブノイズキャンセリング:対応
外音取り込み機能:対応
ワイヤレス充電:対応
ドライバー:φ6mmダイナミック型
付属品:充電ケーブル(USB , ユーザーマニュアル, イヤーピース( S, M, L )
梱包サイズ:12.8 x 10.2 x 5.2 cm
①「ノイキャン機能(-28dB)」で周囲の雑音を気にせず音楽の世界に没頭できる
②「外音取り込み機能」で事故防止
③ワイヤレス充電対応
④通話機能もクリア(マイク4つ付属)
⑤人込みの中でも音楽がほとんど途切れない
⑥低遅延モードで「動画視聴」「ゲーム」もタイムラグも問題なし
⑦ノイキャン付ワイヤレス初心者にも優しい抜群コスパ
COUMI ANC-860
コーデック:SBC/AAC
最大連続再生時間 (イヤホン単体):7.5時間
最大連続再生時間 (ANCオン):5.5時間
最大合計再生時間 (ケース併用時):41時間
充電時間:1.5時間
防水性能:IPX7
USB:Type-C
アクティブノイズキャンセリング:対応
外音取り込み機能:非対応
ドライバー:φ12.5mmダイナミック型
付属品:充電ケーブル(USB , ユーザーマニュアル, イヤーピース( S, M, L )
①アンダー6,000円で”-28dB”の「ノイキャン機能」付き
②防水も最高水準IPX7搭載でお風呂やトイレで落としても安心!間違って洗濯してもOK
③マイクには環境ノイズキャンセリング機能(ENC)が搭載
④人込みの中でも音楽がほとんど途切れない
⑤ノイキャン付ワイヤレス初心者にも優しいコスパ良好モデル
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