2020年のスペースシャワーアワード(SPACE SHOWER MUSIC AWARDS)の受賞者が決定しました。
今年のスペースシャワーアワードの授賞式は新型コロナウィルスの影響で無観客での無料ネット配信での放送となりました。
今回は2020年のスペースシャワーアワード受賞者をまとめましたので、紹介します。
- スペースシャワーアワードとは
- 2020年スペースシャワーアワード受賞者
- PEOPLE'S CHOICEは「UVERworld」が受賞!
- BEST MALE ARTISTは「米津玄師」が受賞
- BEST FEMALE ARTISTは「あいみょん」が受賞
- BEST POP ARTISTは「aiko」,BEST ROCK ARTISTは「KingGnu」が受賞
- BEST BREAKTHROUGH ARTISTは「SIRUP」
- BEST ANIMATION VIDEOはEVEの「僕らまだアンダーグラウンド」
- SONG OF THE YEARはOfficial髭男dismの「Pretender」
- VIDEO OF THE YEARはBUMP OF CHICKENの「Aurora」
- ARTIST OF THE YEAR(年間最優秀賞)は「ONE OK ROCK」
- まとめ
スペースシャワーアワードとは
1996年に創設されスペースシャワーTV独自の視点で1年間の音楽シーンを総括し、数々の音楽コンテンツの中で素晴らしい功績をあげたアーティストとクリエイターに感謝と敬意を込めて表彰するアワードです。
私も実は2008年にBUMP OF CHICKENの「花の名」がVIDEO OF THE YEARを受賞した年に日本武道館へ見に行ったことがあります。
当時はサプライズゲストとしてBUMP OF CHICKENが最後に登場し「花の名」を生演奏するという神演出に感動したことを覚えています。
2020年スペースシャワーアワード受賞者
PEOPLE'S CHOICEは「UVERworld」が受賞!
ファン投票で選ばれる栄えあるアーティストは「UVERworld」でした。
2020年で結成20周年、メジャーデビュー15周年を迎えるUVERworld。彼らの完全オリジナルなロックサウンドが音楽ファンの心を掴み、投票で選ばれました。
その他の一般投票の順位
1位UVERworld
2位星野源
3位ONE OK ROCK
4位King Gnu
5位BUMP OF CHICKEN
6位米津玄師
7位aiko
8位Official髭男dism
9位[Alexandros]
10位クリーピーナッツ
BEST MALE ARTISTは「米津玄師」が受賞
最も活躍した男性に与えられるBEST MALE ARTISTは「米津玄師」が受賞。
米津玄師さん2009年に「ハチ」という名前でニコニコ動画に自身が作曲した楽曲の投稿を開始し、100万回の再生を達成しました。2012年に「diorama」でソロデビューし、翌年メジャーデビューしました。
近年では、歌手活動だけでなくFoorinの「パプリカ」、菅田将暉の「まちがいさがし」、嵐の「カイト」などなど優れた楽曲を提供するアーティストとしてもマルチな才能を発揮しています。
Foorin-パプリカ
コロナウィルスの影響で「HYPE」ツアーが一部延期になってしまっていますが、今後の活躍も期待しています。
BEST FEMALE ARTISTは「あいみょん」が受賞
2020年に最も活躍した女性アーティスト部門ではBEST FEMALE ARTISTとして、あいみょんが受賞しました。
誰よりもエバーグリーンな歌をリアルに響かせ、日本を代表する女性シンガソングライターとなったことが評価されました。
BEST POP ARTISTは「aiko」,BEST ROCK ARTISTは「KingGnu」が受賞
ポップシーンで最も優れたアーティストに贈られるBEST POP ARTISTは「aiko」が受賞しました。さらにロックシーンで最も優れたアーティストに贈られるBEST ROCK ARTISTは「KingGnu」に贈られました。
実はKingGnuの井口さんはaikoの大ファンなんです。井口理のANN0でも井口さんの熱い思いから2度ほどゲストに呼んでいるほどです。
2人の仲を知らない方はこちらの「カブトムシ」のハモり動画を確認頂ければと思います。大変貴重な素晴らしいデュエットですね。
ヌーさんと #aiko のイチャイチャラジオに対抗してカブトムシを歌い始めたら、最終的に岡村さん立ちぼうけになってしまいました。
— 木曜25時🌏岡村隆史のオールナイトニッポン【公式】 (@okamura_99ann) March 10, 2020
👇そんな #aiko × ヌーさん × #岡村隆史 のカブトムシ。
まだradikoのタイムフリーで聴けます!https://t.co/9iFc8UoyHo#99ann#井口理ANN0#KingGnu pic.twitter.com/hZffxdb28z
このようにスペシャのホームページで「aiko」と「KingGnu」が同列なのは敢えてかな?なんて思ってしまいました。
ベストロックアーティストは待ってました!kinggnu!二曲連続でライブ生演奏までやってくれるとは!おめでとうございます㊗️井口さんポルノとのカラオケの影響なのか若干声枯れてたような(笑。常田さんもベストクリエイティブアワードもおめでとうございます🎊#スペシャアワード#KingGnu pic.twitter.com/MVVUfwdl9h
— れど👑🐃 (@redohiro) March 13, 2020
受賞式ではKingGnuは「どろん」「Teenager Forever」の2曲を生ライブ演奏してくれました。
生ライブでは井口さんが1オクターブほど高い音程で歌っていたりと素晴らしいアレンジもある中で、常田さんの歌声がうまく入っていなかったりちょっとしたハプニングもありましたが、圧巻のパフォーマンスでした。
BEST BREAKTHROUGH ARTISTは「SIRUP」
新人に贈与されるBEST BREAKTHROUGH ARTISTは「SIRUP」が受賞しました。
BEST ANIMATION VIDEOはEVEの「僕らまだアンダーグラウンド」
優れたアニメーションビデオに贈られる賞はEVEの「僕らまだアンダーグラウンド」が受賞しました。
🏆SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020 受賞🏆
— Eve official (@nonsense_eye) March 13, 2020
最も優れたアニメーションミュージックビデオに授与される賞"BEST ANIMATION VIDEO"を『僕らまだアンダーグラウンド』が受賞いたしました。#スペシャアワード
沢山のご視聴をいただき有難うございます。https://t.co/RbQ7LVJyKy
SONG OF THE YEARはOfficial髭男dismの「Pretender」
SONG OF THE YEARはofficial髭男dismの「Pretender」が受賞しました。こちらは年間で最も優れた楽曲に贈られる賞です。
多くのランキングで首位を獲得する等、新しいラブソングの名曲として幅広く愛されたことが評価に繋がりました。
Official髭男dism-Pretender
この楽曲は映画「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」の主題歌 になっており、オリコン週間ストリーミングランキングで1位を獲得しました。あいみょんの連続記録を23週でストップさせる記録を樹立しました。
Official髭男dismは幅広い層に受け入れられる「キャッチ―なメロディ」と「耳馴染みの良い透き通る甘い歌声」が人気の要因となっています。
恋はつづくよどこまでもの主題歌の新曲「I LOVE…」も人気です。
VIDEO OF THE YEARはBUMP OF CHICKENの「Aurora」
年間を通じて最も優れたミュージックビデオに贈られる賞はBUMP OF CHICKENの「Aurora」が受賞しました。MVの監督は林響太朗さんが担当しております。
「Aurora」のMVは特別な音楽世界を見事に可視化し、まるで短編映画のような素晴らしい作品ということで、高く評価されました。
監督の林響太朗さんはこの他に最も優れたMV・ディレクターに授与される賞「BEST VIDEO DIRECTOR」も受賞されました。
独自の色彩感覚で叙情性に富んだストーリー性を表現し、音楽ファンの記憶に強く刻み込む作品を数多くディレクションしたことが評価されました。
BUMP OF CHICKEN-Aurora
こちらが受賞MV「Aurora」です。
BUMPは2019年はライブツアー「AuroraArk」で全国各地で精力的にライブ活動を行い、感動を届けてくれました。今回受賞した「Aurora」もこのツアーで引っ提げていた曲の一つになっています。
私もAuroraArkツアーに2度ほど参戦しましたが、素晴らしい演奏と歌声に感動しっぱなしでした。さらに毎回のことながらボーカルの藤原基央さんの最後の素晴らしいMCにはいつも感動させられっぱなしで、涙腺が崩壊します。
改めてVIDEO OF THE YEARの受賞おめでとうございます。
「 AuroraArkツアー」のライブレポも公開しています。 藤原さんの素敵なMCも紹介しています。
ARTIST OF THE YEAR(年間最優秀賞)は「ONE OK ROCK」
ARITIST OF THE YEARは番組の最後に発表される年間を通じて最も優れたアーティストに贈られる賞です。
ONE OK ROCK以外にも様々なアーティストが受賞コメントを残していますが、最も強く印象に残っているコメントはワンオク「TAKA」でした。
ワンオク「TAKA」の受賞時のコメント抜粋
ありがとうございます。こんな素晴らしい賞をいただけて、本当に光栄に思います。
ただ僕らは、いろんな賞をもらっても、どんなところでライブをしても、ただのロックバンドに過ぎない。
もちろんこれはうれしいですけど、特別な日というか、こういう状態の中でのアワードです。僕らがここに来た意味も含めてメンバーとも考えました。
こんな素晴らしい賞をいただけて、ホント嬉しいですが、これは辞退させて頂いて、これは僕らのファンに捧げたいと思います。僕らはこれは持って帰りません。
1個もらったので、それだけで十分ですね。今日はホントにありがとうございました。
これからもロックと音楽を愛し続ける皆さんが素晴らしい世の中でしっかり自分の人生を歩めるように僕らも頑張っていきます。今日はありがとうございました。
素晴らしいしびれるコメントですね。ワンオク「TAKA」の受賞コメントを観て、受賞すべき人が受賞したなと改めて感じました。今後も世界で活躍してくれることを願ってます。
ONE OK ROCK-The Beginning
今回紹介しきれなかった他のアーティストは公式ページでもチェックできます。
WINNERS | SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020
まとめ
今年の受賞の顔ぶれをみるとやはり2019年に活躍したアーティストが賞をもらってるなと改めて感じました。
また、今回受賞した方々はただ「歌唱力」が高いだけでなく、人々を惹きつける「人間力」も備わっていると強く感じました。
特にTAKAのコメントは「俺らが賞を取ったんだぜ、凄いだろ」ではなく、終始謙虚に「みんなが支えてくれて俺らがある。俺らの音楽を聴いてくれるファンのおかげなので、自分たちの力ではない」と真摯に伝える姿勢がとても好感を持てました。
これからも多くの素敵な音楽をうみだし、活躍してもらいたいものです。